都市集中と温暖化

子供の教科書を見ていたら、通勤人口の移動の図があって、それには、太い赤矢印で、周辺から、東京中心に向ってなだれ込んでいました。わかってはいるけれど、こう、図示されたものをみると、恐ろしいです。

ヤフ－のトピックスで、「北関東猛暑は都心のせい？」というのがありました。
都心で温められた空気が、海風に乗って内陸部に移動し、埼玉や群馬の気温を上げるということらしいです。
東京湾沿いに超高層の建物いっぱい作ってるわけだから、なおさらですね。。。
発熱体を作る事と風の方向変換装置を作るのいっしょですからね。。
夕涼み・・なんて、東京じゃもう死語になってしまうのでしょうか・・・

東京都心部では、川をたくさん蓋してしまいました。。川の冷却効果を殺してしまったわけです。
ビルには雨水を溜めて、一日に一度、水をまく、なんていう法規をつくらないとまずいです。・・でも、それより、根本的に発熱を減少させる事を考えないと・・・
もう、超高層は作らないとか、、再開発の場合敷地の半分は緑化するとか、、

都心の空気は、内陸部の温度を上げるだけでなく、丹沢（神奈川）の山の木を枯らしているそうです。。

どうする東京・・

昔の暮しの考えを尊重しています+ 志田建築設計事務所