都心に住んでいた(設計当時)50代初めのご夫婦が、夢だった「プチ田舎暮らし」を実現するために、郊外にある家を購入し、住みよくするためにリノベーションしました。
セカンドハウスではなく、3匹の猫とともに都心からの移住です。丹精な住宅地で、ガーデニングを楽しむ事ができる程良い大きさの庭があります。その後数年して、近所の農園を借り、『プチ田舎暮らし』を楽しまれています。
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プチ田舎暮らしの実現・3匹の猫と移住した夫婦の家
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定年後 家をリフォームする
前回(定年後の家を考える-1)では、定年後の家は、戸建てかマンションか という事について書きました。
定年していろいろな思いがあるでしょう。どんな理由で「住み変えをするのか?」という事も考えてみました。
たぶん、多くの人は、住み変えをせずに、住んでいる家にそのまま住み続けます。
そして、家をリフォームする人が圧倒的に多くいらっしゃいます。
今回は、リフォームについて考えます。
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参考
60代・70代に聞いた!定年後の「住まい」はどう考える?
(スーモ)
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60代70代の人がリフォームした内容は
- 風呂/トイレの交換(バリアフリー化)
- クロスや床の張替
- キッチンの取替
- 戸建てでは、段差をなくし 手摺をつける(バリフリー化)
- マンションでは、不要な部屋を減らす
そんな内容が上位のようです。
住み変えせずに家をリフォームした理由は
- 住み慣れた家を離れたくない
- 住環境を変えたくない
- 修繕すればまだ住めると感じた
という事が大きいようです。
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参考
(三井不動産リアルティ(株))
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若い時に考える家のリフォームでも、定年後のリフォームでも、
リフォームする理由は基本的に 「 住みよくしたい 」 からという事は変わりありません。
でも、決定的に違う条件が
定年後のリフォームでは 「 身体的な衰え 」 という事が入ってきます。
また、「 何か新しくはじめる 」 という事が年齢が上るにつれだんだん おっくう になってきます。
「住み変える」 事は、場合によってはそれまでの「何十年」を「ゼロ」にしてしまう事にもなり、それができるのは、相当の「エネルギーや情熱」「それに見合う良さ」があるからです。
- 子供が住む家の近くに住みたい
- 夢中になれる”やりたい事”がある
など。
『住んでいる家をリフォームする』場合とは正反対・・・・?
確かに、リフォームする現実的な理由として
” 家の老朽化 ” があり
決して夢や希望があってやる事とは違います。
「屋根と外壁を直せばあと20年は大丈夫だろう」
「さすがにキッチンも風呂も直さないといつ壊れるかわからない」
とか ”家の耐久性” に関わる切実な問題。
「やらなきゃしょうがない」という事で 楽しくはないですね。・・・
でも、そうゆう理由でも リフォームするという行為は エネルギーが必要。
さらに
「もっとこうしたいな~」という”暮し方を変えたい”という気持ちなら、それは『情熱』でもあるのです。
「住み変え」ほど大きな出来事と比べれば、とっても小さな事だけれど それでも「変化」であり「新しい事」。
どんな理由であれ”エネルギーが必要”なのですから、義務的な気持ちだったり、「お金が掛るだけで嫌だな」みたいに消極的に考えないで欲しい。
外壁がキレイに明るくなっただけでも、毎日の気持ちが変わってきます。
「新しい事」 を おっくうがらず、 めんどくさいと考えず・・・
小さな事でもいいから 「新しい事」 をやってみましょう。
トイレのペーパーホルダーを変えるだけでもいい。
部屋の照明器具を変えるだけでもいい。
何かをする事で家は変わります。
何かが変わった家は、あなたにエネルギーを与えてくれます。
それがリフォームする意味です。
可能であれば、もう少しリフォームする範囲を広げてみましょう。
「 ほんとうは・・・ 」 って心の中にある事、、たくさんあると思います。
そんな事のひとつでも・・ 実現してみましょう。
それが実現したら、なんだかうれしくなります。自分が少し変わります。
定年後の第二の人生・・・「家」とともにあります。
少しでも家を変える事で、あなた自身が変わります。
いつやればいいのか?・・・それは
できるだけ早く!
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( つづく )
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50代、60代・・・
人生の次の段階のために、家を仕立て直すよいタイミングです。
私も50代です。一度、お話ししませんか。
もちろん 30代 40代 の方も!
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