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定年後の家を考える-1

 

この写真は、当時50代半ばだったご夫婦の家です。

「60代を見据え、働き方、暮し方、家で過ごし方、を考えてリフォームしたい」

という事で設計が始まりました。

そして、工事が終わってから約10年経ちました。

 

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夫婦の家リノベーション ・ なずなハウス(8年後)

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 「定年後の家」というキワードで検索してみると、お金の問題が大きくて、むしろ「できれば家にはお金を使いたくない」という雰囲気もあります。「お金」の大切さ、問題、、よーくわかります。

定年後 = 第二の人生

 と一般的には言われ、もはや”余生”ではありません。その 第二の人生を”共に”生きていく家 ですから、早いうちに・・気が付いた「今」・・・よりよい人生のために 家 の事を考えてみましょう。

 

定年後の家は、戸建てか?マンションか?

 

「家は賃貸か?持ち家か?」と同様に、永遠に結論が出ないテーマです。

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【私論】持ち家か賃貸か

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定年を機会に「住み変えたほうがいい」という考え方もあります。

  • 家族の人数と家の大きさ
  • 使いにくさ
  • 数十年経って現実的に大規模なリフォームが必要性

それらの状態と掛るお金を考えた時、長期的に考えると「住み変えしたほうがいいかも」という事。

 

ただ、定年後・・・

ほとんどの人は、たぶんそんな事はしないだろうと思います。

それまで賃貸だった人が家を買うというケースはありますが。。

 

■ 戸建ての人が住み変えを考えるとすると、何がきっかけなのでしょう?

 

ご夫婦とお子さんという家族の場合、戸建てを建てた(買った)時、家を考える基準に「子供」が大きな要素だったと思います。

家の大きさ、部屋数 ・・・ それが必要だ

と考えていた事でしょう。

 

お子さんが成人し家を出て行った後、その家が「大き過ぎる」という問題があります。

 

また、ある程度の家の大きさを考えた時、、、通勤時間が掛っても、少し郊外に、または最寄り駅から離れたところに家を持った人は、、、

 

不便・・ 地域が高齢者ばかり・・ という事が問題になってくる街かもしれません。

 

家は、30年も経てば、設備の不具合はもちろん、家自体もなにかしら修繕する必要がでてきます。

築30年を超える家は、断熱性もなく寒く、間取りも使いにくく、高齢になった時、決して「住みいい」家ではありません。

どこまでやるかによりますが、それをある程度改善するには、

リフォーム代はそれなりの金額になります。

「そこまでしてこの家に住む?」という考えも出て来ますね。

高齢になって「庭の手入れが大変。もう植木はいらない。」なんていう話もよく聞きます。

 

親の介護 という事も大きな要因です。

実家にもどるかどうするか・・・

 

その4つの問題が、住み変えを考えるきっかけだと思います。

親の介護はまた別の問題がありますので、ここでは分けます。

 

では、「住み変え」を考える時・・

何が優先事項になるのか?

 

日常の暮しの便利さ ・・・・

  • 駅やスーパーや病院に近い
  • 都心に近く、趣味を楽しめる

など

ではないかと思います。

 

「田舎暮らしが夢だった」 とか、何か「夢を実現する」ために住み変えを考える人も、もちろんいるでしょう。

でも

多くの人は、「身体的な衰え」を感じつついるはずですから、『便利さ』『楽(らく)さ』というのは大きなポイントだと思います。

 

となると、、住み変えの候補は 都心のマンション となるのでしょうね。

 

 

  • 便利だし
  • バリアフリーだし
  • 防犯についても安心だし
  • 部屋は暖かいし

 

 

■ マンションの人が住み変えを考えるとすると、何がきっかけなのでしょう?

 

まずは切羽詰まって、隣接する人との関係が嫌 という事。

接しているわけですから、切実ですね。

戸建てでもある問題ではありますけど。。

 

仕事や家族優先のためのマンション住まいだったから、地面に暮したい・・つまり戸建てに住みたい、という望み

または、もっと便利なところに住みたい。とか もっと小さくていい。とか。

 

ペットを自由に飼いたい

ペット可のマンションも増えましたが、大きさを指定されたりします。

 

お店とか教室を開きたい ・・・という夢の実現。

 

マンションに住む人は、

マンションの良さを十分にわかっているから 別のマンション という選択は多いのかもしれません。

 

  • これまでマンションだったから・・「我慢していた」人
  • マンションの「嫌な部分から逃れたい」人
  • 「マンションでは実現できない夢がある」人

 

が戸建てという選択になりますね。

 

戸建てもマンションも、どちらにも良さはあるし、嫌な事もあります。

 

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最初の写真の「なずなハウス」は、大規模に開発された住宅地にあります。施主をはじめ、まわりの人達も同じような年代で、同じように歳をとり、だんだんと引っ越して行ってしまいます。

施主はこんな話しをされました。

 

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若い時、(都心に近いある)駅そばのマンションに住んでいて、便利なのがすごくよくて、それで平日は何も気にならないのだけど、土日になると住んでいても気が休まらなくて・・・だからこの家(この街に)引っ越してきて、緑が多くてうれしかったんです。

(住人が高齢になって、出て行く人が増えています。)

地元に戻ってマンションに住み始めたある人は、最初は便利で喜んでいたけど、外に出る事も少なくなり、外向的な人だったのにだんだんと気持ち的にダメになってしまう人もいます。

そうゆう意味では、戸建ては、なんとなく外の気配もわかるし、なにかしら外に出る用もあるし、いいかな、と思います。

だからもしリフォームしなくて引っ越してたとしても、マンションじゃなかったかな。。

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つづく

 
 


 

家づくりの相談会・・・年内は残すところあと1回となりました。

新しい年とともに、迷いなく家づくりをスタートするために

ぜひご参加ください。

50代、60代・・・

人生の次の段階のために、家を仕立て直すよいタイミングです。

一度、お話ししませんか。

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【家づくり相談】
お茶会@新宿「家の話しをしましょう」


どんな事も遠慮なくお話ししてください。
出し惜しみなくお答えします。

家作りは不安な事ばかり、だからこそ本音の話しをしましょう。


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ご利用いただいた方の理由をご覧ください


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12月の予定日は

12/15(土)(締切は12/13まで)


ご都合合わなければご連絡ください。

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