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合板を床に使う・・・?

LWH002 の Mさん が、ロフトの床にヒノキ板を張る準備を始めています。

⇒ Mさんのブログ : 不敵材不適所

Mさんの家には、ロフトがあります。ロフトといってイメージするロフトというより、本当に小屋裏収納としてのロフトです。

そこの床には、ラワンベニヤを張りました。予算調整の一つとしての選択でした。

物置き・・・ というか 押入 に近い感覚と言えるかもしれまえん。
なぜそんなところにわざわざ ヒノキの板を張らなければいけないのか・・・。
そんな質問は、登山家に 「 なぜ山に登るのか 」 と聞くようなものです。
( ・・・か??)

自分の棲家(すみか)の隅ずみまで、自分の快適な領域に仕上げたい、という本能的な欲求とでも言えるかもしれません。

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Mさんのブログ の中で、ヒノキ板を張る準備としてまず掃除を始めました。「コロコロ」でキレイにしようとして使い出すと、、、「ベリっ」 という音が。。

クイズじゃないのではっきり言うと、ラワン合板の表面の薄くスライスしてある木が、コロコロの粘着シートではがれそうになった音です。

Mさんは、「合板は、やっぱり床に使うものじゃない 」と書かれています。

ここでちょっと補足しておくと、合板を無塗装で 【一般の】床 に使う事はよくないです。クリアーなどの塗装で塗膜を作り、表面を保護する必要があります。

Mさんのロフトの場合には、収納が目的の場所だったのと予算の事もあり、無塗装 だったのです。(たぶん・・)

「 じゃあ、塗装さえすれば、合板を床に使ってもいいんだ!」

まあ、否定はしませんが、私はお勧めしません。

よく・・・
予算が合わないから合板を床に使う
というのを見かけます。
それは、本当に、好みとして、そのテイストを理解し、
「はがれる」 事も「当然あるよね」と理解しているならいいと思います。
なによりも 「 予算が予算なのだから 」 とわかってやっているなら、、
それならば OK です。

でも、私は、できるなら床をちゃんと作りたい。
木の床が欲しいなら、ちゃんとした無垢材にしたい。
他の何かを削るなり、止めるなりしても、、、絶対に。

素足で なんの心配もなく歩きたいです。歩いて欲しいです。
一番、人の肌が触れる場所ですし、一番目で感じる部分だからです。
お子さんがいるならなおさら。

**

杉板を床に使ってきました。
それは、無垢材の中でもかなり安い材料だからです。
柔らかくて、傷も凹みも付きやすいですが、絶対に 「 はがれません 」
厚さ分、全部1枚の木ですから。

⇒ 一番簡単に作れる木の家 : 杉の床の暮し
 
 
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