いつもはC8にASI585MCを装着して電視観望しているのですが、クローズアップレンズとCMOSまでの距離が適正なのかちょっと不安でした。もうすこしCMOS面積の広いカメラで撮影して、その周辺部でも収差が無ければ適切なバックフォーカスと考えられます。
いつもは、NO5とASI585MCのCMOSまでの距離は56mm。今回のセットでは55.5mmです。ほぼ同じになっています。
APS-Cサイズで撮影したものです。
①,②のように周辺部で僅かに円周方向に星が伸びています。
取り付けの詳細写真です。
カメラ装着図だと
今回の写真の前に間隔の長い60.5mmで撮影していました。それだともっと周辺の星が円周方向に伸びていました。縮めてよくなっていますから、もう少しNO5レンズとCMOS間を詰めれば更に星像は良くなりそうです。
今回、ノータッチにもかかわらず、C8(1000mm相当)をvixenGPDに同架して20秒で中心像はこの程度しかずれしていません。ほとんどわからない状態です。良い架台とonstepガイドです。
いつもはsharpcapで計測出来ていた焦点距離が、カメラでは不明なのがつらいところ。ミラーレスカメラも電視観望ができると以前聞いたことがあるので、そうであればミラーレスのカメラを装着したままプレーソルブが出来ればもっと効率よく写真が撮れるのではと思います。
もう一度クローズアップレンズとカメラとの距離を変更してさらなる良像を追求したいと思います。