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昭和の俳人伊藤一直の句作。

俳句集『うたたねの』より 春の章

2025-02-26 12:34:09 | 俳句
日本刀握るをのこに春の花   一直

戦場に下萌えありて穿く靴か  一直


昭和13年 喜多方


昭和11年の226事件、そして昭和12年頃からの長い戦争のはじまり。
友人たちが戦地へと旅立つ中、一直は招集されることはなかった。
戦時中の句作はほとんど残されていない。


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