最近はすっかりアニメを見なくなってしまいましたが(最後に見たのは「シュタインズ・ゲート」面白かったなぁ)、小学校時代はテレビ、中学校時代はOVA、その後はずーっとアニソン(と、ゲームミュージック)ばっかり聴いたり歌ったりしているという半生でした。
じゃあ、そのキッカケは何だったのか!というと・・・実は結構しっかりとした瞬間があったんですよね。
それは「コンバトラーV」!有名なロボットアニメですが、その第25話前半のクライマックスのあるシーンなんですね。まあ、スパロボなんかでも再現されてましたから本編見てない人でも知ってるとは思いますけど、あれは衝撃だった・・
今回、それを書こうと思って動画を発掘してみたら25話はそこに至るまでも非常にアツかったのでちょっと寄り道を・・
コンバトラーVは侵略者「キャンベル星人」と戦うためのロボットなんですが、敵の司令官が「大将軍ガルーダ(声:市川治)」。その部下として壁から上半身が生えてるってデザイン(移動はテレポート)されてる幹部が二人ほどおりまして、その一人女性型ロボットがガルーダに惚れてるんですよね。で、毎回毎回侵略行為は失敗に終わるのでいよいよガルーダも後がないって事になって(確かガルーダが処断されるのを防ぐために・・って理由だったと思う)、その女性型ロボット「ミーア」が命がけでコンバトラーVに決戦を挑むって流れ、これがもうすごい激闘なんですよ・・
ミーアの奴隷獣(すごい名前だけど敵のロボットの総称)が剣で斬りつけるのを間一髪で真剣白刃取り!からの
指からバルカン! いやまあ・・有効なんだけどズルくない?
ギャーッ!目に直撃
お返しとばかりに奴隷獣から大量の針が指に!痛い痛いw
指先に拷問的な攻撃を受けた後
全身串刺し
マンガだな〜とも思うんですけど、カット割とかがすごく上手くてめちゃくちゃハラハラします
なんとか反撃に転じたコンバトラーV、今度はもう拳でボコボコにしばき倒すという報復に。男女平等!
更に超電磁ヨーヨーで脚を全部切り落とした後に、胴体もバラバラに。このヨーヨーの動作がちょっと腰が引けた姿勢で軽快なもんで余計に狂気を感じます
これがミーアちゃんです。どんだけ恋い焦がれてもガルーダからは「機械人形がふぜいが!」的な態度ですげなく扱われてる(※僕の記憶です)んですけど、それでもガルーダの為にボロボロになっても向かってゆくんですね!これは泣けました
で、一応心配になってやってきたガルーダですけど超電磁タツマキで磁力に絡め取られて超電磁スピンの餌食に・・危うしガルーダ!
そこへもう、死んだかと思われていたミーアが特攻、中に割って入ってガルーダを救います。しかしミーアはいよいよ意識不明の重体に・・まあ、ロボットですが
本拠地のロボット工場であればまだミーアを直せるかも知れない!とガルーダはミーアを抱えて急ぎます。ようやくミーアのありがたみが分かったって感じ?
しかしある一室でガルーダは、自分と同じ姿の機能不全でボツになったロボットの群れを目撃してしまうのでした。生身のキャンベル星人だと思ってたのにロボットだったなんて! ガルーダもビックリしたでしょうけど見てる僕も思わず声を上げるほど驚きました。何しろここまで25話の間、ミーアとの関係をからめてキャンベル星人としてプライドやらを散々語ってましたから(いわゆる「フリが効いてる」)。で、この一瞬で「アニメってすごい!」と。物語の面白さを教えてくれたアニメにゾッコン惚れ込んでしまうことになったんですねぇ・・
まあ、ヒロインの「南原ちずる」がアニメ初恋の相手でしたしね
ところでガルーダは鳥人タイプに変身したりお母さんが
これなのに逆にどうして生身だと思ってたのか(手のひらに乗ってるのがガルーダ)