♥自作肌襦袢/ちなみに針を新調して作ったものの中でヒットだったのは、袷の肌襦袢です。近所のおばさまに教えてもらったもので、見頃&袖を絹(使い古しの羽裏や胴裏)と晒の袷にして、さらに袖を舟底にしたもので、見た目たいしたことなさそうなのですがすごくあたたかく、個人的にはヒートテック以上の効果でびっくりしました。裾よけも同じく袷(こちらはすべりを重視して絹×2)の方がネルよりあたたかいらしいので、これから作る予定です。
また、半衿付けのときにくけ台&かけ針を使うと綺麗にできると聞いた事があってもそんなに使う訳じゃないしとなかなか買う気になれませんでしたが、おなじおばさまに、適当な糸とまち針で代用するやり方を教わりました。構造はいたって簡単で、適当な糸を椅子の足や背、その他やりやすい場所にむすびつけてくけ台の代わりにして、その糸と布を待ち針で止めるだけです(わかりづらいけど写真をつけます)。これだと正座しなくてもソファーに座ったままとかいろんな場所でできるので、個人的には本式の道具以上に便利かもと思っています。着物&針仕事が日常だった方々はいろんな知恵を持っていますね。プロの和裁教室よりそういう家庭の知恵の方が重宝する気がします。もっといろいろ教えてもらいたいです。
第5回、第6回と続けてアンケートの回答のお願いを今朝、ブログでアップし、また委員の皆様にはメールを送りしました。直後から早速回答を続々と頂きました。有難うございます。2件続けてのアンケートは「急すぎる」とのおしかりも受けました。すみません。今後は十分に間隔を取るように注意いたします。これからも続く、委員の方々の回答、期待いし、楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
おはようございます。昨日締め切りました「第5回アンケート・いまさら他人に聞けない疑問、愚問、珍問、難問」アンケートですが、回答委員数32名で、全体の2割足らずです。ご多忙の処まことに恐縮ですが、締め切りを1週間延長し、7月2日としますので、委員の方、回答をお寄せの程、よろしくお願いいたします。なお32名の回答ですが、お寄せ頂いた疑問、難問…は100を超えています。なお、第6回アンケート回答の方も6月30日締め切りですが、こちらもよろしくお願いいたします。
着る人委員会の第5回のアンケートは「今さら他人に聞けない疑問、難問、珍問、愚問…」です。委員の方、またブログをご覧の皆さん、是非日頃から何となく気になっている疑問ありましたらinfo@arecole.comまでお寄せ下さい
いま質問が集まり始めていますが、これは専門家より、日頃きものを着ている皆さんのお考え、ご自身の処し方をお聞かせ頂ければ、大いに参考になる、という質問もあります。その1つが「足袋の替えどき」。ちょどvol82のアレコレ通信でも、編集長が足袋の替えどきについての悩みを書いています。「足元を見る」といいますが、草履、足袋は着る人のセンスだけでなく、お出かけ先に対する敬意や自分の品性までも表現します。やはりこれぞ、という場や気のおけぬ集まり、草履を脱いで座敷に上がる場合は、新品。気楽な集まりや女子会、草履を脱がないお出かけ、雨模様の日は、それなりの足袋で。或いはTPOで履き替えを用意して、という方もいるでしょうね。最近は鼻緒が太くなり、足袋に当たる総面積が増えたのか、鼻緒に当たる部分のすれや傷みが早いように思います。さて、以下3つの質問に皆さんの処し方、コメント頂ければ幸いです。
Q1:私の疑問は、足袋についてです。白足袋を履いていますが、たくさん歩くのですぐに汚れてしまったり、雨で鼻緒の色が移ったり黄変したりしてしまうのですが、いったいいつが捨てごろなのでしょうか。「捨てる」という言葉は使いたくないのですが。一応私の中では基準はあるのですが、皆様の基準も教えていただきたいと思います。
Q2:また捨てるときにはどのような方法が一番よいのでしょうか。こはぜを切り取って布ごみにしているのですが・・・。
Q3:また捨てないで何かに再利用が可能ならそれも教えていただきたいと思います。
いよいよアイデアに詰まったか、というコメントを頂きましたが、いえいえ、壮大な?構想で質問を募集しています。いま10人ほどの方から質問を頂きましたが、早くも回答を求めて各方面に走り回らなければ、というすご~い感じです。例えば、いま頂いた質問は「いつ頃から、きものが私たちの暮らしから遠ざかってしまったのか」という文化論的なものから「草履で車を運転できますか」という法律とマナーに関する質問。さらに「親族でない場合、喪服はおかしいですか?」「普段着に色無地って、普段はナシですよね」など現代きもの冠婚葬祭、おしゃれルールなど様々です。編集部が、う~ん、何処に聞きに行けばいいのか、と悩むような難問、珍問、ヒヤヒヤしながらお待ちしています。