日射しが伸び、立春が近いとはいえ、もうしばらくは寒さが続きます。今回のアンケートの1つの柱が「私の防寒対策」。昨年のアンケートでは防寒対策にヒートテックの足袋が大人気でした。きものの防寒対策は、きものの構造があり、「下着」「首回り」「手元」、そして「足下」「コート」。冷気が入らないようにすることがポイント。地域により違いがあり、北海道は「雪下駄」は必定品。ヒートテックや発熱素材が使われた下着や足袋(お茶をやる方には必需品だそうです)が増えた一方、古典的なホカロンも活躍しています。またきものは、温かい。とくに大島紬は体温を逃さず、外の冷気を防いでくれるので、冬はとても重宝しています、というお勧めも数人からありました。
私の防寒対策(1)あとは気合いだ~!
♥1・正絹の裾よけを1枚余分に巻く。ヒートテックのばばシャツ。別珍かウレタンの足袋。(白でなくてもよいのなら)タイツ・ストッキング(チラ見がブサイクなのであまり好きでないが)ショール(マフラー)をグルグル巻き、最後は気合!(笑)(49歳、きもの歴10年、自営業)
♥2・コートを着る(分厚い居内商店のアンゴラコート、厚地の出羽木綿で仕立てたコート)、カシミアのストール(無印良品)、シルクの袖カバー(通販生活)、ネルの裾よけ、エクセーヌ足袋(カレンブロッソ)、手袋、防寒下駄(雪下駄)・・・札幌ですがこんなものです。(41歳、きもの歴4年、主婦)
♥3・月並みですが首筋と袂、裾から入ってくる風を出来るだけガードする(ショール、手袋、ステテコなどを駆使)。汗をかいた後冷えてしまうのでむやみに暖かい格好はせず、羽織り物と小物で調整する。(42歳、きもの歴4年、派遣社員)
♥4・ヒートテックのような発熱ウェア+お腹に貼るカイロ、カシミアのショールなど。カイロを背中に貼っていたのを静脈が集中するお腹に貼ったら身体全体が温まった。(51歳、きもの歴10年、声優)
下着/ヒートテックのレギンス、スパッツ、タイツ、絹の腹巻きや下着、ネルの裾よけ、ババシャツ、袖無しキルティング胴衣、ワンピース型のあったか下着、絹&晒の二重で作った肌襦袢。またタオルやホカロンも。