ようやく雨も

１５日
８月も半分に達するこの日、７６回目の終戦記念日は、例年に類のない雨天が続きやっと雨が止んだ肌寒い日の朝となった。
何日ぶりかの薄日がさし出した９時過ぎに洗濯機の回る音がした。
　甲子園の高校野球も３日連続雨天順延だったが、８時過ぎテレビを見たら雨も止み、あの甲子園園芸がグランド整備をして１１時試合開始のようだ。
途中ノーゲームになって順延が続き待ちくたびれたであろう仕切り直しの秋田明桜・帯広農戦が行われる。
朝８時の時はダイヤモンドは水浸しのようだったが、甲子園園芸の整備で普段と変らないグランドになっていてまさに神業だ。
　秋田明桜の風間投手はノーゲームになった日、４回迄ノー・ノーピッチングだったとか、プロ注目らしいが今日初めて見る。
初回、風間からヒットを打った帯広打線は３回表風間を攻めて同点としたが、３日前押さえ込まれた打線とは思えない、活発な変わり様が逆に明桜風間に動揺がみられ４回帯広の勝越しにつながった。
　県大会では無敵状態だった明桜だがリードを許す展開に５回裏連打から３得点でようやく逆転、その後風間が緩急織り交ぜた投球をみせ安打を許すも抑え２点差で最終回のマウンドに。９回を３者凡退で抑え３１年振り初戦突破を果たした。

昨夜、瀬戸際の阪神は打線爆発し広島を粉砕し首位陥落を防いだ。虎の尾に後僅かの巨人は中日と３戦目、一回坂本の先制ソロ三回ウイラーの２点タイムリー四回大城のソロと４点リードを戸郷が４回迄完璧な投球で守ったが、５回に連打・四死球で２失点して１死満塁のピンチのまま降板今村が後続を断った。巨人はその後救援陣が無失点リレーで辛うじて３連勝とした。
阪神は今夜もリードして１ゲーム差死守しそうだ。