Takekida's log

千里の道も一歩から

BMW 駆け抜ける歓び100周年

2016-08-28 21:32:20 | What`s new ?
ノリタケに行くとBMWの100周年フェアをやってました。
くしくもボーイングも100周年だったので飛行機エンジンを基にしたBMW「バイエリッシュ・モトーレン・ヴェルゲ」が同い年というのは面白いところです。ライト兄弟の飛行成功の1903年から一気に飛行機産業が発展したさなかで生まれたメーカーの一つなわけです。ドイツの今のブランドの中ではダイムラーが最も古いですがベンツと一緒になったのは1926年。VWが1938年となり主要な自動車メーカーは大体20世紀の前半に生まれたことになります。
 BMWは大きいメーカーでありながらなんといっても高級車というブランドを守っているというのが特徴でしょう。
クルマは工業製品でありながら嗜好品の色合いが大きいのでそういった面で日本の車が中々崩せない市場にあるというのが現実です。マーケティングではブランドの役割というのが非常に大きいと思うのでブランドをいかに構築していくかという面では学ぶべきことが多いと思います。
 個人的にはドイツの御三家の中ではBMWはここ数世代のデザインよりはどちらかというとメルセデスベンツのデザインが急激に良くなったと感じており、Audiがそれに次いでいるように思います。 BMWはキドニーグリルと丸型4灯のライトというのが一つの特徴。キドニー=腎臓なので意味を知ると腎臓を模したというのはなんだか不思議な感じです。
 自動車開発も開発費の高騰が背景にあるのかBMWはどちらかというとトヨタと協力体制を築く方向に行っているようです。ここ10年-15年ぐらいで次世代の動力機関の優位性も決まってくるようには思うので自動車メーカーもさらに競争が厳しくなると思います。
ブランドは大きな武器ではありますが進化させていかなければ陳腐化しますし、逆にあだになることもあります。
また今は企業が発するイメージよりも顧客間での情報のやり取りの方が影響を与えるので企業のコントロールというのは難しくなっているのが実情です。そういった意味ではBMWやベンツといった強いブランドがどのように戦略を取っていくのかというのは気になるところです。


イセッタ

電気スポーツカーのi8 1966万

M6カブリオレ  1833万
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