佐渡から1週間。練習にもボチボチ復帰。今日は久しぶりにMTBへ。しかしながら山の中はまだ夏で虫と藪に悩まされ傷を作りました。まだ季節は早かったようです。ともあれ10月始めにはトレイルラン50kmが待っているので走るほうだけは準備始めます。明日も山へ。
あらゆる啓発本の元になる不朽の名作とのことで読んでみました。
どんなに時代が変わって必要とされる技術や能力が変化しても人間関係だけは不変であり続けるものだと思います。成功の15%は専門的知識に対する能力からから成功の85%は人間関係に対する能力から生み出されるものと述べられてます。
本の構成としては原則に対して解説や実例が述べられているという非常に分かりやすい本でした。
人を動かす3原則
■盗人にも五分の理を認める
人に批判されたくなければ相手を理解することに努め批判や非難はしない。
人の欠点を指摘するより先ず自分を直す方が得であり危険が少ない。
■重要感を持たせる
自ら動きたくなる気持ちを持たせる。人間の中の欲望で他人に認められるという欲望は非常に大きい。
決してお世辞ではなく「相手の自己評価にぴったり合うこと」を賞賛し相手の真価を認める。
■人の立場に身を置く
どうしたらそうしたくなる気持ちを相手に起こすことが出来るか、考える。
自分の希望ではなく相手の欲求に即して考える。
人に好かれる6原則
■誠実な関心を寄せる
まず人のために尽くすこと。
「自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる」
■笑顔を忘れない
笑顔を使いきった人間ほど笑顔を必要としている
■名前を覚える
名前は当人にとってもっとも快い大切な響きを持つ言葉
■聞き手に回る
自分が話すのは求められた時。自手の話に対して心から関心と賛辞を与える。
相手の話はさえぎらない。
■関心のありかを見抜く
相手の関心を持っていることを話題にする。
■心からほめる
相手を認め、誠意を込めて賛辞を与える。
人を変える9原則
■まずほめる
ほめておくことによりクッションが出来る。
■遠まわしに注意を与える
自分の要望を押し付けるのでなく相手に考えさせる。
■自分の過ちを話す
自分も完全ではないことを認めることで納得しやすくする。
■命令をしない
命令をするのでなく相手に意見を求め創造性を発揮させる。
■顔をつぶさない
自尊心をつぶし自己嫌悪に陥らせるようなことを言わない。
■わずかなことでもほめる
■期待をかける
批判によって能力はしぼみ励ましによって花開く。良い評判を立ててやることによりその期待にこたえるようになる。
■激励する
能力を認め期待をかけることによって伸びる
■喜んで協力させる
自分の利益でなく相手の利益に繋がることを示す。
そのほかにも人を説得する原則、付録として幸せな家庭を築くための原則があります。
一貫するテーマとして感じたのは慎み深さの重要性。自分ではなく相手のことをまず考えることです。本来は日本人が得意とするところのはずですが…
ただ譲れないという時には激しくぶつかり合うことも必要になるともいます。
きちんと使い分けることのできる人こそProなのかもしれません。
いずれにせよ身の程を知るということの大切さを改めて感じた一冊でした。
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あらゆる啓発本の元になる不朽の名作とのことで読んでみました。
どんなに時代が変わって必要とされる技術や能力が変化しても人間関係だけは不変であり続けるものだと思います。成功の15%は専門的知識に対する能力からから成功の85%は人間関係に対する能力から生み出されるものと述べられてます。
本の構成としては原則に対して解説や実例が述べられているという非常に分かりやすい本でした。
人を動かす3原則
■盗人にも五分の理を認める
人に批判されたくなければ相手を理解することに努め批判や非難はしない。
人の欠点を指摘するより先ず自分を直す方が得であり危険が少ない。
■重要感を持たせる
自ら動きたくなる気持ちを持たせる。人間の中の欲望で他人に認められるという欲望は非常に大きい。
決してお世辞ではなく「相手の自己評価にぴったり合うこと」を賞賛し相手の真価を認める。
■人の立場に身を置く
どうしたらそうしたくなる気持ちを相手に起こすことが出来るか、考える。
自分の希望ではなく相手の欲求に即して考える。
人に好かれる6原則
■誠実な関心を寄せる
まず人のために尽くすこと。
「自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる」
■笑顔を忘れない
笑顔を使いきった人間ほど笑顔を必要としている
■名前を覚える
名前は当人にとってもっとも快い大切な響きを持つ言葉
■聞き手に回る
自分が話すのは求められた時。自手の話に対して心から関心と賛辞を与える。
相手の話はさえぎらない。
■関心のありかを見抜く
相手の関心を持っていることを話題にする。
■心からほめる
相手を認め、誠意を込めて賛辞を与える。
人を変える9原則
■まずほめる
ほめておくことによりクッションが出来る。
■遠まわしに注意を与える
自分の要望を押し付けるのでなく相手に考えさせる。
■自分の過ちを話す
自分も完全ではないことを認めることで納得しやすくする。
■命令をしない
命令をするのでなく相手に意見を求め創造性を発揮させる。
■顔をつぶさない
自尊心をつぶし自己嫌悪に陥らせるようなことを言わない。
■わずかなことでもほめる
■期待をかける
批判によって能力はしぼみ励ましによって花開く。良い評判を立ててやることによりその期待にこたえるようになる。
■激励する
能力を認め期待をかけることによって伸びる
■喜んで協力させる
自分の利益でなく相手の利益に繋がることを示す。
そのほかにも人を説得する原則、付録として幸せな家庭を築くための原則があります。
一貫するテーマとして感じたのは慎み深さの重要性。自分ではなく相手のことをまず考えることです。本来は日本人が得意とするところのはずですが…
ただ譲れないという時には激しくぶつかり合うことも必要になるともいます。
きちんと使い分けることのできる人こそProなのかもしれません。
いずれにせよ身の程を知るということの大切さを改めて感じた一冊でした。
かなりの出資をしていたと記憶していましたが、
自著もあったのですね。ぜひぜひ読んでみます。
努力に応じたほめ方をしないと『軽いなあ』と思われるけど、努力ってなかなか見えない時も多いしね。
けなすのは簡単なのに~・・・
ナポレオンヒルに依頼したのは鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーでこの本の著者デール・カーネギーとは別人ですね。自分も確認するまで勘違いしていたんですが… 同じカーネギーつながりで読んでみるのもいいと思いますよ。ぜひ。
>せと
たしかに悪口の方が盛り上がるんでついついそういう方向に話を持っていってしまいがちですよね。
いいと思ったことは素直に口にするのを意識すべきなんですが。自分も反省しています。
ほめて伸びる人というのはほめることが自分へのプレッシャーに変えられる人だと思います。そこを見抜かないとほめ殺しになってしまうので要注意ですね。
一通り読んでしまいました…。
著者紹介を読んで、「あ、別人じゃん」とようやく気づきました。
かなりボケてましたね、自分。
でも、残るべくして残った古典だったんだなと読んで分かりました。
50年経っても全く朽ちていませんね。
むしろ最近売り出しのプレゼン指南よりも良いかも知れません。