人工雪ビジネスの繁栄 TechnoAlpins Snowfactory at Moninec

TechnoAlpins Snowfactory at Moninec (CZ)


地球温暖化の影響で本州のスキー場はここ30年で消滅するとの予想もあります。
ただウインタースポーツを楽しむ人が居るのは事実でそれをビジネスとする人にとってはチャンスの到来かもしれません。そのそも滑る場所にさえ雪があればアクセスは楽になるわけで…
ここら辺は欧州企業が進んでいます。扇風機、スノーランスなどを提供しており、水と圧縮された空気から雪が製造できます。

エコノミスト誌の報道によれば、人工雪の世界市場は2億9,000万ドル規模で、TechnoAlpin、Demaclenko、およびSUFAGのような欧州企業によって独占されているようです。欧州人工雪メーカー最大手TechnoAlpinは、2011年の売上9,000万ユーロから1億7,000万ユーロに売上を伸ばし、世界市場の半分を支配。同社は年間4,500台の機械を製造しているとのこと。　中国/オーストラリア客への北海道人気というのもありますが雪が少なくなって来ればその分営業している場所の希少性は上がるわけでうまく生き残れれば商機にもなるのかと思います。