Takekida's log

千里の道も一歩から

ガイアの危機

2008-01-06 15:35:18 | What`s new ?
先日、ガイアの夜明け 新春特別編 (ガイアの危機~資源争奪の世紀を生き抜く) を見ました。

大きく内容としては4つ。

1.ニューカレドニアでのニッケル鉱山開発
2.世界的マグロ資源の争奪
3.人と車の穀物争奪戦
4.アマゾン森林の大豆畑としての開発

最近のガソリンや食料価格の値上げからも分かるように日本にとって資源問題というのは年々問題になりつつある。

この中でも2~4は食糧に関係しています。そもそも食糧問題がさらに逼迫してきたのは自動車のためのバイオエタノール燃料が製造されるようになってきたことが大きいです。

日本の食料自給率は60年代前半には70%を超えてきたが2002年時点で28%ぐらいとのことでこれからさらに食料の調達が問題になりそう。特に食料が自動車燃料で食われてしまうというのは自給率の低い日本にとっては苦しいです。(背後には食料自給率で優位に立つアメリカの戦略)

ただ昔のように農業を立て直すのはほぼ無理に近い。ということで日本に残されたのは食糧に依存しない環境技術を開発していくのが残された道なのだと思います。(太陽電池、原子力、燃料電池、省電力技術とかありますが…)

自分の分野だと低消費電力、高効率のデバイスを開発していくことがそれにあたるります。世界的な流れとしても今までのひたすら微細化という流れよりはエネルギーデバイス向けの高信頼性、低消費電力性が求められるようになってきており日本の会社にとっては若干、追い風の状況です。

さらには次世代の人たちものづくりに興味を持って欲しいなと思います。
いかに若い頃に技術への憧れとか面白さ、新しいものを作り出す価値というのを伝えていくか、自分を含めて頑張っていかなくては…

 
家計崩壊──「見えないインフレ」時代を生きる知恵 (講談社+α新書)
深野 康彦
講談社

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去年の11月、マヨネーズが値上がりしそれに吊られたかのように油やジュース、パン、お菓子などなどあらゆるものが値上がりしました。

日本でもかなり長くデフレが続いてきましたがこれからはインフレの方向に向かうのは必死かと思います。インフレではお金の資産価値が下がってしまうわけでただ貯めていくだけではダメだというのがこの本の主張。

インフレに強い資産として上げられているのは
株式、ETF、外貨、コモディティ、金、不動産など…
それぞれの長所と短所を理解して分散させる。王道はありませんがそれがセオリーのようです。ともあれ早いうちから経験しておくことは大切。若いうちに経験しておくということは逆に言えばまだまだ取り返しがつくということです。実際にお金が逼迫してからあわててもしょうがないですからね。
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2 Comments

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Unknown (たけきだ)
2008-01-10 00:17:52
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

日本は資源がない分、技術力や付加価値のある製造業を売り物にしなくてはいけませんね。石油も心配ですしここ10年ぐらいだと原子力ですが個人的には太陽光が有効活用できれば言うことは無いと思っています。

確かにビジネスとか外交とかになると損をしています。京都議定書もとんでもない不平等条約でしたし…

三十路を迎えられたまっつんさんも今年の更なるご活躍を期待しております。自分もあと少しで仲間入りです。 またOB戦でなくともどこか出会えると良いですね。 健康第一で頑張りましょう!

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資源のない国 (まっつん)
2008-01-08 20:39:12
 あけましておめでとうございます。
新年で、ついに三十路を迎え気持ちを新たにした正月でした。

 さて、資源がない国日本は立場的に徐々に弱くなっていくのでしょうね。だからこそ、大国の間をさまよっていかなければならないのは必然のように思います。でもだからこそ、大事なところでは毅然とした態度で臨んでほしい、と外交を見ていて思ってしまいます。

 資産運用も若いときから経験すべしってのも激しく同意。稼ぐのはやっぱし難しいが。。試行錯誤は若いときからのほうがいいもんね。

 昨年の漢字も「偽」だったし、こんなにいろんな不祥事がある昨今では、安心して使えるってなににも変えがたい価値があるように思います。そして人も。。安心して付き合える人がその人の周りに数人いるだけで充実した人生になるように思います。それが家庭であれば最高ですね。家庭をもってもまったくおかしくない年齢に差し掛かったが、、さてさて。

 前日のすごい仕事をするにはその仕事を好きになることだ、という言葉がありましたが、「好きこそものの上手なれ」と「鬼の反復ができる」、これだけで才能だね。

 もしやOB戦いけないかもしれないけど、いつでも向上心を忘れないその姿を今年も楽しみにしてます。私もがんばらなくては。本年もよろしく
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