メモリの素子にとってBitの状態の揺らぎとなるRTN(RandomTelegraphNoise)はあまり良いものではないですがこの揺らぎを利用できる可能性があるのが量子コンピュータと同じ思想の確率論的コンピュータ。MRAMに用いられるMTJ素子のエネルギー障壁を調整することで揺らぎを8ns(1秒で1億回程度の遷移)で発生させることが出来ることがわかってきたようです。MRAMが従来の半導体技術とも親和性が高いことからこの考え方を利用した確率論的コンピュータの実用に向けて一歩を踏み出せた成果と言えそうです。
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