あるある大辞典でも取り上げられていたので知っている人も多いかと思いますがセロトニンという物質とトライアスロンとの関連についてお話します。
脳は神経細胞から出来ており、神経細胞同士が情報を伝達するために活躍している神経伝達物質の一つにセロトニンというものがあります。
セロトニンは必須アミノ酸の一つであるトリプトファンの代謝過程から生成されます。ほかの神経伝達物質であるドーパミン(喜び、快楽)、ノルアドレナリン(恐れ、驚き)などの情報をコントロールし、精神を安定させる作用があります。
つまり、セロトニン神経が正常に働くことで、私たちは舞い上がりすぎせず、
不安にもなりすぎずに、平常心での生活を送れると考えられるわけです。
主なセロトニンの働きを掘り下げてみると
① 自律神経に影響を与える
ヒトが起きている時に、セロトニン神経は交感神経を適度に興奮させて、心身をちょうどよいアイドリング状態にします。(交感神経が適度に興奮すると、心拍数が増えたり、骨格筋を栄養する血管が拡張したり・・・活動に適した状態になります)
② 抗重力筋に影響を与える
抗重力筋には、首筋、背骨の周り、下肢の筋群や、まぶた、顔面の筋群が含まれます。ヒトが寝ている時にはこれらの筋群は弛緩していますが、目覚めとともに持続的な収縮をして、姿勢や顔つきに締まりを与えます。
セロトニン神経は、抗重力筋を興奮させる脊髄の運動神経へセロトニンを放出して刺激し、間接的に抗重力筋を興奮させます。
つまり、セロトニン神経が正常に働けば、体はスムーズに活動できる準備状態にあり、姿勢よく表情はきりっとし、少々のストレス刺激には動じない(2節より)クールな状態でいられると考えられます。
セロトニンは大まかに言ってしまうとリズム運動で鍛えられます。
日々の規則正しい生活、そして歩行などのリズム運動、そして太陽の光もセロトニンを合成するのに重要です。 現代人は不規則な生活運動不足などでセロトニン不足だといわれています。 セロトニンが不足するといわゆるキレやすい状況になるわかです。
で、トライアスロンに何が関係するかというと「リズム運動」です。トライアスロンの動きはすべて同じ動作を反復するリズム運動であることが分かります。 しかも3つの種目をこなさなくてはいけないので筋肉の発達のバランスがとれます。 非常に筋肉をバランスよく保ったままセロトニンが合成することが可能なわけです。
ここでうちのトライアスロン部員に目を向けてみましょう。
1年生の時にはみんな柔らかい表情をしているように見えますが2年生にもなるころになるとみんな引き締まった精悍な顔立ちに変身します。 もちろん脂肪が落ちたり筋肉が付いたりという要因も考えられますが特にリズム運動をこなす必要性のあるトライアスロンのある生活でセロトニンを高度に合成される生活が送れているというのは間違いないことだと思います。 しかも外でやるスポーツですから。
よく「健全な肉体には健全な精神が宿る」ということがよく言われますがとくにリズム運動=トライアスロンをしている選手にはこのことがよく当てはまるのではないかと思います。
参考文献:
有田 秀穂 「セロトニン欠乏脳 キレる脳・鬱の脳をきたえなおす」 日本放送出版協会
取材協力:栗原道子
<今日の練習>
朝 1時間BIKE 根の白石 直線で頑張る
夕 SWIM 予
<今日の英語>
"community service" 地域奉仕
<今日の博論>
6章/10章 6章CF4誘導結合プラズマと基板バイアス効果の解析
計算手法 イオンーCF4衝突の取り扱い
脳は神経細胞から出来ており、神経細胞同士が情報を伝達するために活躍している神経伝達物質の一つにセロトニンというものがあります。
セロトニンは必須アミノ酸の一つであるトリプトファンの代謝過程から生成されます。ほかの神経伝達物質であるドーパミン(喜び、快楽)、ノルアドレナリン(恐れ、驚き)などの情報をコントロールし、精神を安定させる作用があります。
つまり、セロトニン神経が正常に働くことで、私たちは舞い上がりすぎせず、
不安にもなりすぎずに、平常心での生活を送れると考えられるわけです。
主なセロトニンの働きを掘り下げてみると
① 自律神経に影響を与える
ヒトが起きている時に、セロトニン神経は交感神経を適度に興奮させて、心身をちょうどよいアイドリング状態にします。(交感神経が適度に興奮すると、心拍数が増えたり、骨格筋を栄養する血管が拡張したり・・・活動に適した状態になります)
② 抗重力筋に影響を与える
抗重力筋には、首筋、背骨の周り、下肢の筋群や、まぶた、顔面の筋群が含まれます。ヒトが寝ている時にはこれらの筋群は弛緩していますが、目覚めとともに持続的な収縮をして、姿勢や顔つきに締まりを与えます。
セロトニン神経は、抗重力筋を興奮させる脊髄の運動神経へセロトニンを放出して刺激し、間接的に抗重力筋を興奮させます。
つまり、セロトニン神経が正常に働けば、体はスムーズに活動できる準備状態にあり、姿勢よく表情はきりっとし、少々のストレス刺激には動じない(2節より)クールな状態でいられると考えられます。
セロトニンは大まかに言ってしまうとリズム運動で鍛えられます。
日々の規則正しい生活、そして歩行などのリズム運動、そして太陽の光もセロトニンを合成するのに重要です。 現代人は不規則な生活運動不足などでセロトニン不足だといわれています。 セロトニンが不足するといわゆるキレやすい状況になるわかです。
で、トライアスロンに何が関係するかというと「リズム運動」です。トライアスロンの動きはすべて同じ動作を反復するリズム運動であることが分かります。 しかも3つの種目をこなさなくてはいけないので筋肉の発達のバランスがとれます。 非常に筋肉をバランスよく保ったままセロトニンが合成することが可能なわけです。
ここでうちのトライアスロン部員に目を向けてみましょう。
1年生の時にはみんな柔らかい表情をしているように見えますが2年生にもなるころになるとみんな引き締まった精悍な顔立ちに変身します。 もちろん脂肪が落ちたり筋肉が付いたりという要因も考えられますが特にリズム運動をこなす必要性のあるトライアスロンのある生活でセロトニンを高度に合成される生活が送れているというのは間違いないことだと思います。 しかも外でやるスポーツですから。
よく「健全な肉体には健全な精神が宿る」ということがよく言われますがとくにリズム運動=トライアスロンをしている選手にはこのことがよく当てはまるのではないかと思います。
参考文献:
有田 秀穂 「セロトニン欠乏脳 キレる脳・鬱の脳をきたえなおす」 日本放送出版協会
取材協力:栗原道子
<今日の練習>
朝 1時間BIKE 根の白石 直線で頑張る
夕 SWIM 予
<今日の英語>
"community service" 地域奉仕
<今日の博論>
6章/10章 6章CF4誘導結合プラズマと基板バイアス効果の解析
計算手法 イオンーCF4衝突の取り扱い
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