まったく関係のない生物でありながら、同じ特徴を独自に発達させることがある(鳥と翼竜、コウモリ、昆虫とか)。この収斂進化と呼ばれる現象は、非常に珍しいものに思えるもののじつはかなり頻繁に起きているという報告。
もともと生物の分類額は体の特徴や骨などをベースに行われてきましたが=形態学、遺伝子に注目すると姿かたちが似ていても全く違うグループということがあり遺伝子に注目すると生息域が近いということ=地理的な影響=環境の違いが大きな影響を与えているということが分かってきたようです。これはある意味生物地理学として分類したほうがよく説明できるのかもしれません。
これは同じ問題が起きたとき、進化は同じ答えを見つけ出すということを意味しているのだといえそうです。たとえ遠く離れた種であっても、同様の環境下にあれば、そこに適応するために同じような発明をするわけで生物もしなやかに生きているのだとは思います。
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