Takekida's log

千里の道も一歩から

束になっても

2006-01-11 00:16:14 | Diary
博士論文は製本するのですが(簡易製本でなく)その費用は自己負担だということが判明しました…
みんなそうなのかな? できれば予算使いたいけど学術論文とは違うしね。

近年、驚異的な成長を続ける韓国電機メーカーのサムスン電子。
日本での知名度はまだまだ?ですが世界的に見ればトップに近い企業です。
日本の主な電機メーカーは11社あります。2004年度の収益を比較してみると…

最終損益はサムスン1兆1869億円、国内の電機メーカーを総合して3854億円(S洋、Pニア、Vクターは赤字、黒字分だけで5676億円) 2004年度

株式の時価総額はサムスン10兆円に対し、国内合計21兆4000億円

設備投資額は
サムスン8437億円に対し、国内合計2兆4174億円
ということで圧倒的な利益率の高さが分かります。 

サムスンが成長したのは「選択と集中」戦略のもと半導体や液晶への集中投資が功を奏したこと、実力主義が徹底して人材が優秀なこと、
更には意思決定の早さが効いていると言われます。
国民性として「せっかちな」部分があるとか。 
それが逆に急激なサイクルの変化を求める半導体等の産業では幸いしているということもあるのかもしれません。

韓国国内の市場は日本の10分の1程度なので自然と海外に目を向けざる終えません。 そのためにグローバルな視点があるということもいえるとおもいます。
事実、サムスンの輸出依存度は80パーセントを超え、日本の電機企業の6割程度を上回っています。

ただその電気製品を支えているのは日本の部品素材産業の技術という事実もあるとか。韓国での需要増にあわせて進出する日系部品企業が増えていますが
技術の流出に注意し、経営の主体性を確保していく必要があると思います。

韓国国内では自国の部品素材産業が育たないことで問題になっているとのこと。ある意味、産業構造的に弱いと言えるかもしれません。

印象としては個々の要素技術の開発能力<既に存在する技術の組み合わせに基づく開発能力 と言った感じを受けます。 昔の日本みたいな感じなのかな。

先日のCESのプラズマTVのサイズ競争でも
こんな記事があった。クオリティと言う面で言うとまだまだ勝てる部分があるのかも。

電機業界はデフレできつい状況。これからも高い付加価値のある新たな技術を開発していく必要性があると個人的に感じました。自分も役に立てるか不安ですが頑張っていこうと思います。

*今日の練習*
    
朝 3本ローラー 1時間 10分ずつテーマかえる

夜 ガスティ SWIM
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