Takekida's log

千里の道も一歩から

STEM>STEAM教育へ

2020-07-06 00:03:37 | Books
  シリコンバレーで注目される、新しい人材の理想 STEAM(スティーム)!
STEAMとは、Science(科学)、Technology(テクノロジー)、Engineering(エンジニアリング)、Arts(アート)、Mathematics(数学)の五つの頭文字を取った造語です。
STEMまでは先日のようにオバマ氏が打ち出した人材育成の考えですがそれに加えて戦略型の革新をもたらすのに必要なのがArt。むろん単純に芸術が必要というわけでなくSTEMxArtのコラボレーションが必要というのがこの本の趣旨。で実際にスカイラボというプログラムで教育の携わっている2人の女性の書かれた本で二人の共通点はスタンフォードで学んだ経験です。Artの観点が必要だというのは最近日本でも流行っている美意識を鍛える考え方の本にもつながるものがあります。
大きくは3つのポイントがあります。
人間性を大事にする「新しいヒューマニズム」の思想、
科学技術とアートを融合する「イノベーターのマインドセット」、
そして、論理よりも直感を重視する「デザイン思考」 
ということです。もちろんSTEMのベースのすそ野があった上ですが専門性に加えてデザイン的なセンスがあれば鬼に金棒といったところでしょう。アートというと少し敷居の高いもの、そしてわかるものにはわかるという世界になってしまうのではという危惧がありますが上記で歌っているようにより人間に寄り添うデザインというセンスが必要になることなのだと思います。もはや人間の価値観に刺さるかどうかは技術起源というよりはデザイン起源のものをがいつ様になってきているということなのだと思います。 そして新たなもの、価値が生まれる空間や環境の特徴として改めて感じるのが定常状態と流動状態という相転移が簡単に起こりハードルが低いことが挙げられるのかと思います。まずはこういった人材からですが環境として活躍できる場を作ることなのかと思います。



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