今回、レビュー形式をちょっとチェンジ。最初に◎→良いところ、×→悪いところ、を簡単に記すことにしてみました。
他のレビューサイトをパクッたわけでは・・・ないつもりですが、今回だけかも、コレ(笑)
まぁとにかく。浜あゆニューアルバムのレビューです。
(miss)understood/浜崎あゆみ(★8点)
1.Bold&Delicious 2.STEP you 3.Ladies Night 4.is this LOVE? 5.(miss)understood 6.alterna 7.In The Corner 8.tasking 9.criminal 10.Pride 11.Will 12.HEAVEN 13.Are You Wake Up? 14.fairyland 15.Beautiful Day 16.rainy day
◎どの曲もそこそこ出来は良いし、ロック調の曲+あゆの歌唱は結構マッチしている。DVDが豪華。
×GEO of SWEETBOX作曲の曲は好みが別れるかも。それとジャケ写が・・・
浜崎あゆみ7thオリジナルアルバム。2005年、「HEAVEN」までのシングルは、良いんだけど安定しすぎてちょっとツマラナイ印象もあったため、購入を迷っていたのですが臨時収入が入った勢いで買ってしまいました・・・。
基本的には前作「MY STORY」と同じく、ロックでパワフルな浜崎あゆみが聞けるアルバムではあるけれど、今作では作曲家陣が結構変わってます。BOUNCEBACK(「GAME」「No way to say」等の作曲者)がいなくなり、前作でかなりの数を作曲していた湯汲哲也の作曲数もタイトル曲1曲のみと激減。その代わりに入ってきたのがアノ衝撃作「Bold&Delicious」等の作曲を手がけているGEO of SWEETBOX。
最初聞いた時はア然とした「Bold&Delicious」を1曲目に持って来るという強気な姿勢で始まるアルバムですが、この曲がこのアルバムの内容をある程度示唆していたのが聞いていくと解ると思います。どこかのサイトで見てあぁそうか、と思ったんですが、洋楽ロック色が強いんですね。続く「Ladies Night」とかもまさにそう。最初一通り聞いた時は、「なんかもっとキャッチーな曲があれば・・・」って感じたけど、J-POPと洋楽ロックの融合と考えれば、これはこれで納得、かなぁ。いつまでもエイベックス的楽曲を歌い続けていくわけにもいかないだろうし、この方向転換はとても自然だと思います。
でもね、やっぱりこれは好みが別れますよ。どう考えても。今までほとんどずっと、一般受けしやすい部分のある楽曲を作り続けてきたあゆが、いきなり「ややややががががだだだだをををを!(from Bold&Delicious)」ですよ。これは相当ショックを与えたと思います。そして、アルバム曲でも実験的な、洋楽ロック的要素の含む曲が多かった・・・。何パーセントかのファンは、この変化にかなりとまどいを覚えたみたいです。現に、今回はオリジナルアルバムとしては初めてミリオンに届きそうにありませんし。個人的にも、前作「MY STORY」の方が内容としてはずっと好きではあります。
ただもう、ブレイクした時期にあったような「女子高生のカリスマ」という立場からは降りてゆく時期にさしかかっているだろうし、「Duty」みたいなドス黒い(というとなんか言い方悪いですが)作品を作るというのもまた違うだろうし、そろそろ「女性トップアーティスト」「売れセンアーティスト」ではなくなっていって、今までとはまた違う、新しい浜崎あゆみを届けるための必然的な変化だったんじゃないかなぁ、なんて勝手に思ってます。
全体的には、一般ライトリスナーはシングル曲で一休み、という感じになりそう。あと相変わらず曲数がちょっと多いことと、ジャケット(特にCDのみのバージョン)はもうちょっとどうにかならなかったのかなぁ・・・
でも。今後の浜崎あゆみが行くべき道を示すという意味では、結構重要なアルバムになる・・・かもしれません、ね?
・・・・こんなこと書いておいて、次からは普通に売れセンポップスのアルバムに戻ったりしたらどうしよう(笑)
その時は無かったことにしておいてください。
追伸:好きな曲は、シングル曲全部と「Ladies Night」「Will」「rainy day」あたり。↑の文章だとホメてるんだかなんだか微妙ですが、個人的には結構気に入ってるアルバムです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます