ろぐろぐ音楽ブログ

a-kiという人間の手による、J-POPあたりをメインに色々好き勝手書いてる適当ブログ。

アルバム感想。⇒GARNET CROW「STAY~夜明けのSoul~」

2009年10月07日 19時29分39秒 | 感想・レビュー(アルバム)

GARNET CROWの7thアルバム、オリコン初登場7位・初動2.3万枚。


7枚目のアルバムで7位!って一瞬喜びそうになったんだけどw


シングルが初動1万前後だってことを考えると悪くない成績ではあるけれど、前作「LOCKS」が3.2万枚だったことを考えるとちょっと下げ幅が大きい気がする。

特に今回、初回盤AはDVD付き、初回盤Bは別アレンジCD付き、通常盤はデジパックケース仕様、と複数枚商法をさらにパワーアップさせてこれはちょっとなぁ。
僕も別アレンジCDにつられてアルバム買ったようなところはあるしw

個人的には凄くいいと思うんですよー、今回のアルバム。何でこれで売り上げ枚数下がっちゃうの?というくらい。
というわけで簡単にアルバム感想。

GARNET CROW「STAY ~夜明けのSoul~」(★9点)
1. Hello Sadness  2. 百年の孤独  3. 花は咲いて ただ揺れて ~Album ver.~  4. Elysium  5. Doing all right  6. ON THE WAY  7. Stay  8. 日々のほとり  9. 夢のひとつ  10. Fall in Life ~Hallelujah~  11. Rainy Soul  12. 恋のあいまに
青文字はお気に入り楽曲、青太文字は超お気に入りの楽曲
公式サイト   全曲試聴はコチラ(アルバム特設ページ)

今までのアルバムは、

1st⇒地味ながらもGARNETワールドは出来上がってる
2nd⇒少しキャッチーになって聴きやすくなった
3rd⇒世界が濃くなってくる
4th⇒初期GARNET CROW集大成
5th⇒少し路線変更。ポップさとGARNETらしさがギリギリのバランスで"共存"
6th⇒ポップさのバランスが増えた結果、中村さんのボーカルとミスマッチな曲が・・・

って感じかなと僕は思っていまして。
7枚目の今作は、ポップさとGARNETらしさ(深くダークでドラマティックな感じ)がうまく"融合"しているんですよね。全体的に。
前作で失敗した点をうまく生かしたというかw

アルバムで並んで聴くと「Doing all right」もそんなに悪くないかなとも思うしw

「百年の孤独」「花は咲いて ただ揺れて」のシングルは紛れもなくGARNETらしいダークな名バラードだし。
「花は咲いて~」のAlbum Ver.はシングルバージョンに少し楽器を足してバランス調整したくらいで、5thでの「まぼろし」のような悪夢の改悪にはなってなくてホッとしたw

アルバム曲も良いよなぁ。
「Hello Sadness」とか「Elysium」とかのGARNET節炸裂曲も、しっかり耳に残る出来になってるし。
「Fall in Life」「ON THE WAY」みたいな明るいポップ曲も、前作と違ってちゃんと中村さんのボーカルが浮かないように作られてるし。
「ON THE WAY」の編曲が若干、小松未歩「涙キラリ飛ばせ」の使い回しっぽいのはご愛敬でしょうかw
ラストの「恋のあいまに」も名曲で、アルバムのシメ方として文句なしだし。


ひょっとしたら、(オリアルの中では)いちばん入門向けかもしれないなぁ。

GARNETワールドと聞きやすさがちゃんと融合している、ってのが個人的にはいちばんデカいです。

正直、「LOCKS」がビミョーだと思ってただけに、次のアルバムでここまで良い物が出来てくるとは思ってませんでした(爆



ちなみに、別アレンジCDはピアノメイン(もしくはギターメイン)でシンプルにしました、という感じのアレンジが多くて、これはこれで結構楽しめます。「Rainy Soul」だけはリミックス的アレンジですがこれはこれでアリです。



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