GIRL NEXT DOOR「Ready to be a lady」
公式サイト
1. Ready to be a lady(★9.5点)
(作詞:千紗&Kenn Kato 作曲:鈴木大輔 編曲:GIRL NEXT DOOR&水上裕規)
2. 風のカプセル(★9.5点)
(作詞:千紗&Kenn Kato 作曲:鈴木大輔 編曲:GIRL NEXT DOOR&水上裕規)
3. しあわせの秤(★8点)
(作詞:千紗&Kenn Kato 作曲:鈴木大輔 編曲:GIRL NEXT DOOR&水上裕規)
4. Infinity(EURODIMA Remix)(★8.5点)
(Remixed by Davide Di Marcantonio at DIMA MUSIC STUDIO 1)
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ガルネク9thシングルは、3曲3様の楽曲を揃えたトリプルA面シングル。
さて。
どう表現したら伝わるかなー。
「Ready to be a lady」。
今のところ、2010年 年間マイベストソングスで1位獲得候補楽曲。
つまり、素晴らしい楽曲なのです。
もっと正確に言うと、素晴らしく僕のツボを突いている楽曲、かなw
だから、なんだか文章で素晴らしさを伝えづらい楽曲かもしれない(爆)
ただでさえ僕の文章力低いからなおさらw
Aメロは2回繰り返す必要は無かったよね、とか、相変わらず軽いよね、とか、突っ込まれたら反撃できないし(汗)。
まぁでも、いろいろ良いところ、書いていきますよ!
全体的に言うと、ガルネク王道キャッチーナンバー、ではあるんだけど。
まずなんといってもサビメロが素晴らしくって、テンションアゲアゲになる!ワクワク感をうまく表現したBメロも良いっ。
鈴木大輔さんのソングライティング力って凄いなぁ。dat時代から数えるとかなりの数の作曲をしてきていますが全く衰えること無く、むしろキャッチーさが増してきているのがスバラシイ。
あと、前作「Freedom」から編曲に共同参加している水上裕規さんの影響か、デジタルサウンドという軸はそのままに、これまでよりサウンドがカラフルで賑やかな感じになりました。これが曲の雰囲気にバッチリ合っていて。特に間奏、鈴木さんと井上さんのキーボードソロVSギターソロ対決みたいになっている所がスゴク良い!
イントロやアウトロの遊び心も以前には無かった感じだし、水上さんとのコンビネーションは上手くいってるようです。
で、さらに、千紗さんのボーカルとダンスが生きるんですよねーこの曲。伸びやかで明るくて彼女にピッタリだし、PVも華やかで鮮やかで楽しい作品になっていて、ガルネク史上一番いいPVかも。
この明るさ、軽さ、聞きやすさ。ガルネクの強みを存分に生かした楽曲、です。
なんというか、個人的にはいきものがかりが「夏空グラフィティ」を出した時と同じような感触があるなー。AKBやジャニーズ以外はセツナ系・恋うた全盛のこの時代に、こういうキャッチーで高揚感あふれる曲をビシッとリリースしてくれるガルネクっていいなぁと。改めて実感。
で、「風のカプセル」の方も僕のツボ突きまくりの曲!w
疾走感あふれるアップテンポで、キャッチーで、ちょっとだけ切なさも入っていて、シンセサウンド炸裂で、風を感じさせてくれる・・・そんな楽曲。
これで僕が好きにならないわけがない、っていう要素たっぷりw
特に「疾走感」という点では、ガルネク史上一番なんじゃないかなこれ。聞いてて凄く気持ちいいです。
あとやっぱり井上さんのギターソロがね。ツボです。一時期より井上さんの出番が増えてきていて、デジタルサウンド+ギターサウンドの融合が好きな自分としては嬉しい限りw
あと歌詞、自転車のことを風のカプセルって例える表現は上手いなーと思った。
「しあわせの秤」はシングルA面扱いの曲としてはガルネク初のスローバラード。
この曲、サビだけ聞くとずいぶん淡々としてるなぁって印象なんですが、曲構成が上手く出来ていて。
特にサビと大サビ(Cメロ?)との繋がり、そして繰り返しがとてもグッと来る。で、しつこいようですけどギターソロがやっぱり地味に効果的なんですよ!w
当ブログでは井上裕治さんを全力で応援します。だって初期ELTのいっくん以上に影が薄いような気がするんだもん(爆)
やっぱり千紗さん・鈴木さん・井上さんの3人そろってのガルネクですよね。うん。
「好きで、好きで~」って出だしで始まる歌詞は、先月リリースされた同じavexの先輩の某楽曲を思い出させますがw、歌詞見比べると恋愛のスタンスの違いがわかるような気がして面白い、かもしれない。
4曲目の「Infinity(EURODIMA Remix)」は恒例となったユーロビートリミックス。今回も期待通り、キチンと原曲の良さを生かしてリミックスされてますねー。リミックス苦手な人でも原曲が好きなら割と聞きやすいと思います。
というわけでですね、シングルトータルで見てもガルネク史上最強なんじゃないかと思うくらいに気合が入っていて、かなりいい仕上がりになってます!
・・・なのですが、オリコンでは前作より1ランクアップしただけで、初動売上枚数もちょい微増した程度。今作はもっと売れてもいいと思うんだけどなー。前作が売れなかったのは曲調がいつもと違うからだと思ってたんだけど、それ以上にファン離れが進んじゃっているのかねぇ。
で、この結果に焦ったのかどうかはわかりませんが、早くも12月にニューシングルがリリース決定。両A面シングルで、しかも今回はグッズ付きver.まで用意するという気合の入りっぷり。今の時代、王道デジタルポップスをやってくれているアーティストって少ないので、ガルネクにはなんとか上手くやっていって欲しいところですが・・・さてどうなる。
タイアップが発表されると同時の延期なので販促の都合だと思いますが。
15日に音源出せるのに売上の都合で延期ってのはねぇ…。
1週間くらいの延期なら個人的には平気かなぁ。ZARDの
「かけがえのないもの」の時はTOP10記録を安全に確保するために3週間発売遅らせたとかありますし、慣れましたw