ろぐろぐ音楽ブログ

a-kiという人間の手による、J-POPあたりをメインに色々好き勝手書いてる適当ブログ。

アルバム感想。⇒松田聖子「My pure melody」

2008年10月29日 05時53分36秒 | 感想・レビュー(アルバム)

このブログでは全く需要がないと思われますが(笑)、書いちゃいました、松田聖子アルバム感想。
実は途中まで書きかけて放置してたのですが、今度 中川翔子&松田聖子 同時発売記念(?)シングル感想を書く予定なので、書き終えちゃいました。いやー、感想の難しいアルバムですw

松田聖子「My pure melody」(★7点)
1. 春色の恋   2. 「私の恋の物語」   3. 花びら舞う季節に   4. 明日へのふたり   5. Soul   6. Don't wanna lose you   7. 好きな気持ちはあふれてるから   8. Kissをしてね   9. あなたの手に導かれて   10. 星空の下の君へ

松田聖子自らが全曲の作詞、作曲、プロデュースを担当する今作。個人的イメージなんですが、どうにも松田聖子のセルフプロデュース(90年代以降)って評判悪い印象があったし、その年齢で「私の恋の物語」っていうタイトルはどうなの?とか、いろいろツッコミどころもありつつ、でも「花びら舞う季節に」は結構好きだったしなぁ・・・といろいろ悩んだあげく、怖いもの聞きたさ半分で購入してみたんですが。

うん、期待通りでしたw

まぁ、なんつうかいろんな意味で"聖子ワールド"な1~4曲目の前半パートと7~8曲目は、ほんわか~してます。本当に。花畑で少女がたたずんでいるような穏やかさ・・・ってこの人確か40後半ですよね?w メロディー的には「春色の恋」とか「花びら舞う季節に」とか好きだし、「my pure melody」ってアルバムタイトル的にも確かに合ってはいるんですけど、この歳で「見つめ合っただけで恋に落ちたの 言葉さえいらない魔法にかかったよう」って歌詞とか、よく書けるよなぁw 凄い。色んな意味で。

そして中盤、「Soul」「Don't wanna lose you」では意外にも性愛な楽曲を歌ってます。これがアルバムの中でいいアクセントになっているんです、が、詞がちょっと・・・「生まれたままの姿で ひとつに結ばれていくの」って・・・あのう、もう少しオトナなオブラートに包んで表現してほしかったようなw

で、このアルバム、意外と侮れないのがラスト2曲「あなたの手に導かれて」「星空の下の君へ」のバラード。この2曲、聖子さんの歌声と曲がバッチリはまっていてとても良い感じなのです。「あなたに逢いたくて」に代表されるように、90年代以降の松田聖子の声にはバラードが映えるなぁ、ということを再確認。曲自体もこの2曲はこのアルバムの中では特に光っています。

全体的に、ここ最近の松田聖子、そして先行シングルが嫌いじゃなければオススメできるアルバムに仕上がっているのではないかと・・・。スローバラード~ミディアムテンポの曲ばかりではありますが、結構いろいろな曲が入っていて割とバランスも良いですし、ラスト2曲が良曲ってのも高ポイント。
個人的にはもうちょっとテンポの速い楽曲が1曲でも入っていればさらに良かったのではないかな、と思います。ハイ。

しかし、松田聖子セルフプロデュースってもう少し評価されてもいい気がするんだけどなぁ。やっぱり80年代があまりにも偉大すぎたのかな。

個人的には「松田聖子=あなたに逢いたくて~Missing You~の人」ってイメージが根強いので(年齢的にアイドル時代はリアルタイムで聞けてないし)、90年代以降の声・曲の方が好きなんですよね。アイドル時代のアルバムもちょこっと聞いてみましたが、どうも声がイメージと違うんですよね。何か。凄いのはわかるんですけど。


余談。松田聖子のオフィシャルとかSony Musicのページって何で試聴がここまで少ないんだろ。Sony Musicは割と楽曲試聴に関しては豊富な方のレーベルだと思うのですが、松田聖子に関しては最新シングルがやっと試聴できるようになったくらいで、それ以外はここ数作、全く試聴ナシ。不思議だ。椎名へきるでもアルバム全曲試聴できたのになぁw



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