5月27日はZARDのボーカル・坂井泉水さんの命日です。
そして今日は三回忌でもあります。
もうそんなに経つんですね・・・・。早いなぁ。
そして、それを記念して「素直に言えなくて」のシングルが発売されました。
実は「翼を広げて」のシングルは買わなかったんですよね。
明らかに追悼効果に便乗してるし、コナン映画タイアップまでつけて、「ZARD NEW SINGLE」として発売されてしまったわけで。
なんかこう、反抗意識?というかなんというか、気分的にもやもやしていて、結局納得いかなくて買わなかった記憶があります。
が、今回はすんなりと購入しました。
今回は三回忌という建前があるからかなぁ。それと「ZARD NEW SINGLE」って表記じゃないのも大きいかもしれない。
それとも、単に時間(と書いて「とき」と読もう)が、もやもやを解決してくれたのかもしれません。
やっぱりZARD、好きだし。
懐かしいなぁ。
「君とのDistance」とかねー、ホントよく聞いた。当時高校生だったんだけど、学校サボった時とかはこのアルバム聴きながら時間つぶしてたなぁw
昨日フラゲしたついでに、思い出の地を少し巡ってみたりして。
泉水さんのお葬式が行われた場所(忍ぶ会の方ではなくて密葬された所)にも行ってきました・・・というかその前を通りました。さすがに中には入れないし凝視してるのも変だし(汗)。
まぁ、単純にCD買いに行く町の近くにあったから、という思いつきなんですけども。
ちょうどそこに面している通りって、ZARDに限らずいろんな想いが個人的には残っている所だったりしまして。
センチメンタルに浸って参りました。はい。
というわけで、楽曲感想、いきますか。
今回は★点数は無しで、簡単に。純粋な新曲じゃないし、どうしても思い入れが強くなってしまうので、ね。
ZARD「素直に言えなくて」
公式ホームページ(試聴もコチラ)
1. 素直に言えなくて ~featuring Mai Kuraki~
(作詞・作曲:坂井泉水 編曲:岡本仁志)
坂井さんは生前、シンガーソングライターとして4曲の作品を残しました。そのうちの一つがこれ。ブレイク前の、まだZARDがロックバンドの体裁をしていた頃の作品です。
『再度この曲をアレンジし直して世の中に出したい』と発言していたらしい坂井さんですが、やっぱりこの時期の曲はまだ試行錯誤していたから、今のZARDのアレンジで出したい、という事だったのかなぁ。
だとすれば、今回のアレンジは大正解だと思います。
今回のはまさに"今のZARD"っぽいサウンド。岡本さんはZARD作品を手がけた数が多くないのでどうなのかな?と聞く前は思っていましたが、これは本当に良いさじ加減ですね。ポップでありロックでもあり、ビーイングでもある、そんな感じ。
原曲にあった妙なリバーブ効果?が外れていて、泉水さんのボーカルがしっかり聞こえるようになっているのも嬉しい限り。
倉木麻衣のコーラスもちょうどいい塩梅で入っていて、良いです。倉木さんは元々声質がそんなに主張の強いタイプではないし、いい人選だったんじゃないかと思います。
前回の「愛は暗闇の中で featuring 上木彩矢」は、上木彩矢の主張が強すぎてデュエット状態でしたからねーw
あれはアレンジも思い切りロックになっちゃって、曲には合っていたけどZARDらしいアレンジではなかったし。
というわけで、今回のリアレンジは個人的には「アリ」です。
普通にシングルとして考えるとちょっと地味な曲ではありますが、アルバムの隠れた名曲だった曲なので、こうやって装い新たに日の目を浴びて良かったな、と思います。
2. Hypnosis
(作詞:坂井泉水 作曲・編曲:岡本仁志)
28thシングル「MIND GAMES」のC/Wのリアレンジ。岡本さんの名義が「岡本仁」だった頃の作品です。GARNET CROWもまだ結成前。
「探しに行こうよ」「愛を信じていたい」「愛は暗闇の中で」「素直に言えなくて」に続き、これまた意外な曲をリアレンジに選んだなー。あまり有名ではない曲ばかりなのは、有名な曲は思い入れの強い人が多いから変にリアレンジすることは出来ない、ということなのかなぁ。
原曲と比べると少しバンドサウンドっぽさが増えていますね。岡本さんのアレンジ力が上がっているからか、原曲より良いかなー。っても「愛を信じていたい」ほどの改良ではないですが。原曲のイメージをさほど壊さずにリアレンジした感じです。
曲自体はC/Wならではの、ZARDにしては実験的なメロディー運びの曲。歌詞も独特で、何となくわかるようでよくわからない歌詞の曲ですが、これは元からですw
初回盤のDVDには名曲「あの微笑みを忘れないで」のフィルムコンサートの模様を収録。DVD付きで1260円という価格設定なので、お求めの際は是非初回盤をw
というわけで、3回忌記念にふさわしいシングルになっているのではないかと思います。
もちろん、賛否両論はあると思いますけどね。
もし次に何かリアレンジする機会があるのなら、「The only truth I know is you」「Vintage」「目覚めた朝は...」あたりをお願いしたいかな・・・とか思ってみたりする。
>それと「ZARD NEW SINGLE」って表記じゃないのも大きいかもしれない。
やはり発売サイドも過去曲のアレンジ版をニューシングルと表記するのはう~ん、って思ったのかなぁ。未発表曲とかだったらニューシングルという言葉を使うとは思いますけど。
・・・ここからは余談、いや、むしろ場違いな本題です(殴
fripSideの第一期全曲集が7月17日に発売されます。
http://fripside.net/cd/complete_anthology/index.htm
19740円とかなり高額な商品ですが(シングルCDが15枚、エロゲーが2本買えるぜ!)、ベスト版未収録の曲などにも名曲がたくさんありますので、購入する機会があれば是非。「cheer up forever」などは初音源化だったり。ばいなり&スプティア部は布教用にご利用くだs(ry
ちなみにメジャーリリースの「flower~」「やっぱり世界は~」は収録されません。
・・・全部で105曲あるので、fripSideを知らない人が購入すると、全部聴くのに時間がかかりますよね。
でも、
「colorless fate -erica 2007-(DEMO)」
ってことはこれフルサイズじゃないの???だったらかなりショックなんですけど。
とりあえず編曲者だけでも知りたいです。たぶんsat+tkmだと思うけど(爆
fripのBOXセットは買うと思います。たぶん。これを全部回収するのって今では絶対無理だし。grand blueとかも入るし。
今までBOXセットって、ZARDやミポリン・Winkとか一瞬買おうかと思いつつやっぱり持ってるor中古が格安だからいいや~とか思ってスルーしてましたが、fripは中古ではまず無いですからねw
あ、でもそういえばdatのBOXセットや安いver.が出たら買ったんだった。
全曲リマスタリングって所にもちょっと期待w
satさんブログで「版権などで無理だった曲以外は全部入ってます^^」って書いていたんで一体何が漏れているんだろうと思いましたが、flower~とやっぱり世界は~の2枚から入らないだけか。あとはコンプリできますよねコレで。NAO project!のアルバムまだ買ってなかったんだけど買わなくて良かった(爆
カラフェのerica2007、DEMOってことはフルバージョン元からまだ作ってなかったんでしょうかね?でもショートバージョンだったらshort ver.って書くような気もするしー・・・、まぁ買ってからのお楽しみですかw
これでfripSide第一期が完全に終わるんですね。
そう考えると切ないですが。
でもセカンドフェイズに期待したいと思います。
>satさんブログで「版権などで無理だった曲以外は全部入ってます^^」って書いていたんで一体何が漏れているんだろうと思いましたが、flower~とやっぱり世界は~の2枚から入らないだけか。
「Love to Sing -HEAVENS WiRE RMX-」(1stアルバム収録)「tearful voice」「belief -TRI-HEDGE RMX-」(2ndアルバム収録)も収録されてませんね。これもやっぱ版権上の理由かも。