一錦金鋒の読書防備録と生活奮闘記

読んだ本の紹介、感想。たまに日常に起こったことの記録

田中和彦氏著 42歳からのルール

2016-04-07 12:21:09 | 書籍
私の読んだ本の2冊目はこの本です。

田中和彦氏の本
あたりまえだけどなかなかできない 42歳からのルール

40歳を過ぎてからの生き方の本
たしかに、「あたりまえだけどなかなかできない」というフレーズの内容でした。

まぁ、著者はかなりのエリートなので、42歳から転職を考えてもそれこそ引く手数多でしょうが…
しかし書いてあることは決して自慢話ではありませんでした。
大抵この手の本は、著者自らの成功談を持ち出した「自慢話」「自己満足本」なことがほとんど。
しかしこの本はそれを上手く和らげて説明してあります。

それほど難しいことは書いてありませんが「言われてみればそうだな」と思わせることは多々あります。

この本はフレーズを100に分けて1頁づつ分けて説明してあるので、ピックアップし易い本でした。

特に印象な残ったフレーズを紹介します。


☆何かを手に入れたいなら、何かを捨てろ

この言葉、最初は何を言っているのか不明でしたが読んでいて納得!
作者が40代になるまで培った経験。
それを「やりたいことがあるから」という理由で全く違う業界に転職。今までのキャリアを捨ててやりたいことを始めたとのこと。
作者曰く「」子供っぽいと言われようと、何でも挑戦したほうがよっぽど良い」そうです。
1度きりの人生、そういう生き方も悪くない、いやむしろ私もその部類になりたいと思った一言でした。






☆後悔する時間があるなら、後悔しない為に使え

「やっておけば良かったと思うなら、今すぐにでもそのことに取り掛かれ」とのこと。
やっておけば良かった←私の口グセでした。
改めます。
そして今一度、やりたい事を思い起こし、行動します!
1度きりの人生です、後悔は少ないほうが良い!





☆あがりより、ふりだしを意識しろ

40代になって将来のレールが決まったと思うより、40代から新たに挑戦するならどうすべきかを考えろとのこと。
今の私に必要な言葉でした。





☆自分を語るキャッチフレーズを持て

これは面白いエピソードでした。
「リクルートで4つの雑誌の編集長を務め、2万人以上の面接をしてきた人材コンサルタント」
「26の映画に携わり、ヒット作は4本。1割5分と投手並みな打率のプロデューサー」
作者のキャッチフレーズだそうです。

私は自己紹介に限らず話が下手なので、自分のキャッチフレーズを考えてみたいと思いました。




☆何をしたって食っていける、という楽天力を持て

先に紹介した佐藤富雄氏の本にも、楽天的な感情で生活するようにあり、ここにも「楽天力」という言葉が出てきました。
焦ったりせずに行動しようと思ったひと言でした




☆逆転可能だから人生は面白い

この言葉、私にとって大切過ぎる言葉です。
40過ぎようが、50過ぎようが、やり方によっては人生が面白くなる。
・・・・そう信じて生きねば!!