以前読んだ本「ボディ・ブレイン」の著者が尊敬する僧侶「塩沼亮潤」氏が本を出していることを知り、読んでみた。
本を読む目的
大峰千日回峰行という荒行を達成した、偉大なお坊さんがどんな本を書いているのかを知りたかった。
何冊か手に取ったが、この本が一番しっくり来た。
質問1
日本を代表する僧侶の塩沼亮潤氏は、何を伝えたくて本を出版したのか?
答え
荒行を達成して悟ったことが随所に紹介されていた。
・「行を終え、行を捨てよ」
お坊さんが修行をし抜いたとしてもすべて忘れ去り、捨て去れという教え。悟りでさえ捨ててしまえという教え。しがみつかない、とらわれない、恨まない、妬まない、キレイさっぱり洗い流すと、自分の前に新しい一日、新しい人生の「行」が現れるとのこと。
・生きていれば誰かに迷惑をかけてしまう。できるだけ謙虚に。世の中はお互い様。
・自分に与えられた能力を最大に活かす、これが人としての役目。
・修行というのは、朝のお勤めよりも夜のお勤め、昨日より今日、今日より明日というようにいつでも「過去最高のお勤め」という感じで毎日全力で修行に励む。
・仕事とは誰かに喜びを与えること、情熱をもって同じことを繰り返す。
※改めて、詐欺集団等の悪いひとたちは許せないと思った。喜びではなく絶望を与えてお金を得てる人間もいるのは残念なことと感じた
・線香ではなく香木になれ
線香は良い香りを放つが、燃え尽きてしまう。香木は香は薄いが、永遠に香りを放っている。
自分のしたことが結果的に誰かの役に立てば一番うれしい
・お伝えさせていただくという気持ちがあると、物事を最短で伝えることにつながる。
※パワハラにより、言ってることを聞いてもらえない辛い時期があった私であるが、この気持ちを今後は持ってみようと思う。物は試し!
・車間距離と同じで、人間関係にも適度な距離がある。
・理屈ではなく体験に意味がある
・いくら考えてもわからないことで悩まない。とらわれていると貴重な時間が過ぎてしまう。
※これは直近で体験した。
・外的環境はいつも良いことが起こるわけではない。どうにもならないことをどうにかしようとしてとらわれない。
・何かが少し足らないとき、本来持っている能力が発揮される。
・夢や目標を話すときは、オーバーなくらいが丁度よい。
前向きな言葉を使うと、前向きな現実を作り出せる。
・「許せない」という執着を捨てる。恨みや憎しみは消そうと思っても消せない。それでもその気持ちが緩まる瞬間は訪れる。
※本当に訪れてほしい案件がたくさんある。これは誰でもそうなのかな・・・・。だから修行を達成したお坊さんが説法してるのだと信じよう。
質問2
その「伝えたいこと」の中に、一般人が参考になることは本当にあるのか?
高貴な人や成功者だけの話ではないのか探りたい。
答え
・世のためではなく、まず自分を磨く。「人の為」と書いて「偽」と読む。
※これは私自身、大きな間違いをしていたと気が付いた。人の為になるには、自分を鍛えないとならない。お金にしろ技術にしろ、得られなければ人の役には立てないということ。
・迷ったらやってみる。挑戦し続けることでやがて成功する。目の前の一つ一つの山を登るからこそ、夢が叶う。
※何事も経験と思い、腰が重かった私が、いろいろなことに挑戦し始めた。塩沼氏がおっしゃるのなら、これは間違いではなかったと安心した文であった。
・相手を一旦受け入れる。まずはどれだけ自分を意見の違う人でも「なるほど」と受け入れる。はなからけんか腰の姿勢は絶対に取らない。
※難しいが、心がけようと思った教えであった。
・お金は価値交換のための大切なもの、お金は悪くない。使う人の心によって左右される。
※私も、もっと大切にお金を使うように自分に言い聞かせようと思った。今でも無駄遣いはしている、注意しないといけないと思う。
・あきらめるとは勇気を試されること。「行者返り」という崖がある。撤退が必要なタイミングを見極め、再チャレンジする。
※これも大切なことと思う。我慢するだけを美徳と考えて大失敗した私だからこそ、胸に響いたのかなと・・・。
・生まれ持った才能を開花させる方法はただひとつ、毎日ずっとやり続けること。
・目の前の一人を喜ばせることから始めよう。
※小さなことからコツコツと、ということであろう。
感想
おそらく、修行を終えたお坊さんなら同じことを言うのではと思った内容。
しかし、胸に響く文章であった。同じことを書かれても、実感を持つか否かは人によって変わってくると思う。
1300年に一人しか達成したことのない荒行を達成した人なだけに、人と違うことを言うのかと思ったが、そうではない。
大切なことを改めて教えて頂いたという実感である
シンプルに伝えたいことが伝わってくる本であった。
本を読む目的
大峰千日回峰行という荒行を達成した、偉大なお坊さんがどんな本を書いているのかを知りたかった。
何冊か手に取ったが、この本が一番しっくり来た。
質問1
日本を代表する僧侶の塩沼亮潤氏は、何を伝えたくて本を出版したのか?
答え
荒行を達成して悟ったことが随所に紹介されていた。
・「行を終え、行を捨てよ」
お坊さんが修行をし抜いたとしてもすべて忘れ去り、捨て去れという教え。悟りでさえ捨ててしまえという教え。しがみつかない、とらわれない、恨まない、妬まない、キレイさっぱり洗い流すと、自分の前に新しい一日、新しい人生の「行」が現れるとのこと。
・生きていれば誰かに迷惑をかけてしまう。できるだけ謙虚に。世の中はお互い様。
・自分に与えられた能力を最大に活かす、これが人としての役目。
・修行というのは、朝のお勤めよりも夜のお勤め、昨日より今日、今日より明日というようにいつでも「過去最高のお勤め」という感じで毎日全力で修行に励む。
・仕事とは誰かに喜びを与えること、情熱をもって同じことを繰り返す。
※改めて、詐欺集団等の悪いひとたちは許せないと思った。喜びではなく絶望を与えてお金を得てる人間もいるのは残念なことと感じた
・線香ではなく香木になれ
線香は良い香りを放つが、燃え尽きてしまう。香木は香は薄いが、永遠に香りを放っている。
自分のしたことが結果的に誰かの役に立てば一番うれしい
・お伝えさせていただくという気持ちがあると、物事を最短で伝えることにつながる。
※パワハラにより、言ってることを聞いてもらえない辛い時期があった私であるが、この気持ちを今後は持ってみようと思う。物は試し!
・車間距離と同じで、人間関係にも適度な距離がある。
・理屈ではなく体験に意味がある
・いくら考えてもわからないことで悩まない。とらわれていると貴重な時間が過ぎてしまう。
※これは直近で体験した。
・外的環境はいつも良いことが起こるわけではない。どうにもならないことをどうにかしようとしてとらわれない。
・何かが少し足らないとき、本来持っている能力が発揮される。
・夢や目標を話すときは、オーバーなくらいが丁度よい。
前向きな言葉を使うと、前向きな現実を作り出せる。
・「許せない」という執着を捨てる。恨みや憎しみは消そうと思っても消せない。それでもその気持ちが緩まる瞬間は訪れる。
※本当に訪れてほしい案件がたくさんある。これは誰でもそうなのかな・・・・。だから修行を達成したお坊さんが説法してるのだと信じよう。
質問2
その「伝えたいこと」の中に、一般人が参考になることは本当にあるのか?
高貴な人や成功者だけの話ではないのか探りたい。
答え
・世のためではなく、まず自分を磨く。「人の為」と書いて「偽」と読む。
※これは私自身、大きな間違いをしていたと気が付いた。人の為になるには、自分を鍛えないとならない。お金にしろ技術にしろ、得られなければ人の役には立てないということ。
・迷ったらやってみる。挑戦し続けることでやがて成功する。目の前の一つ一つの山を登るからこそ、夢が叶う。
※何事も経験と思い、腰が重かった私が、いろいろなことに挑戦し始めた。塩沼氏がおっしゃるのなら、これは間違いではなかったと安心した文であった。
・相手を一旦受け入れる。まずはどれだけ自分を意見の違う人でも「なるほど」と受け入れる。はなからけんか腰の姿勢は絶対に取らない。
※難しいが、心がけようと思った教えであった。
・お金は価値交換のための大切なもの、お金は悪くない。使う人の心によって左右される。
※私も、もっと大切にお金を使うように自分に言い聞かせようと思った。今でも無駄遣いはしている、注意しないといけないと思う。
・あきらめるとは勇気を試されること。「行者返り」という崖がある。撤退が必要なタイミングを見極め、再チャレンジする。
※これも大切なことと思う。我慢するだけを美徳と考えて大失敗した私だからこそ、胸に響いたのかなと・・・。
・生まれ持った才能を開花させる方法はただひとつ、毎日ずっとやり続けること。
・目の前の一人を喜ばせることから始めよう。
※小さなことからコツコツと、ということであろう。
感想
おそらく、修行を終えたお坊さんなら同じことを言うのではと思った内容。
しかし、胸に響く文章であった。同じことを書かれても、実感を持つか否かは人によって変わってくると思う。
1300年に一人しか達成したことのない荒行を達成した人なだけに、人と違うことを言うのかと思ったが、そうではない。
大切なことを改めて教えて頂いたという実感である
シンプルに伝えたいことが伝わってくる本であった。