一錦金鋒の読書防備録と生活奮闘記

読んだ本の紹介、感想。たまに日常に起こったことの記録

西嶋和夫氏著 今日からはじめる坐禅 心得と効果

2016-05-27 08:06:27 | 書籍
☆本を読む目的
坐禅が身体に良いと聞いたので、坐禅とは何かを確認する。
坐禅の方法、効果、どうすれば始められるかを確認する。

質問①坐禅の必要性は?
質問②坐禅をすることによって、どのような効果があるか?
質問③坐禅をするときに気をつけること。




質問①の答え:P21~、P38~
自分と向き合い、心を無にする。(自分を忘れる)
悟りを開くと書いてあるが、科学的には自律神経のバランスを取ること、とのこと。




質問②の答え:P80~
☆自律神経のバランスを整えることによって、人間が陥る「緊張の奴隷状態」から離脱出来る。  
☆右脳が活性化されるとのこと。
☆左右の脳の不均衡を正し、潜在能力を引き出せる。
☆首や肩、腰の痛みが消えることがある。また、うつの状態が改善される可能性がある。胃腸の働きがよくなる場合もある。
☆ストレスや過労により、血液中の乳酸濃度が上昇するが、それを減少させる。


質問③の答え:P69~
☆結跏趺坐が出来るように練習する。(足の組み方)
☆頭は、顎を引いて後頭部で天井を押す感じ
☆肩に力を入れず自然に
☆背中と尻をグッと伸ばす。但し、余分な力を入れると背中や腰を痛めるので注意。



その他
禅の三大宗派、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗(おうばくしゅう)によって、やり方、考え方に多少の違いがある。
素人はあまり気にしないほうが良さそうに感じた。

人生は現在の瞬間のみ、過去を忘れ、未来を考えずに、今を精一杯生きる「前後際断」という考えも大切。

現実に根を張った理想を持たなければ実現出来ない。

遊びと働きは同じ
☆家族を養うため、お金を得るため、といった「○○のため」といった義務が枷となり、仕事という概念が生まれる。
働くことが遊びであり、勉強することが遊びであり、政治経済も遊び、人の苦楽悲喜すべて遊びであり、働くことが遊びとなったとき、自己を発見する最大の境地となる。

豆知識:「喫茶」という習慣は、鎌倉時代初期、臨済宗の開祖栄西が宋から茶の木を持ち帰って栽培したのが始まりと言われている。


安田正氏著 超一流の雑談力

2016-05-25 05:49:29 | 書籍
☆本を読む目的
普段会話に詰まることが多いので、雑談で会話力不足を解消する

質問①雑談を鍛えると、どのような効果があるか?
質問②雑談力を上げるにはどのような方法があるか?
質問③本当に「雑談」で効果があるのか?

はじめに、に 「意味のない雑談」から「超一流の雑談」へ とあった。

☆雑談とは、意味のないムダ話をすることではない。
☆雑談とは本来、人間関係や仕事の質を根本から変えてくれる魔法のようなメソッド


とあった。


雑談のレベルが上がると
・自分に対する印象や評価がガラッと変わる
・仕事が驚くほどやりやすくなり、成果も上がる
・苦手な人が減っていき、人間関係に悩まされなくなる
・どんな場所にも顔を出すことができるようになり、良い縁にも恵まれる
・チャンスにも恵まれるので「食うに困る」ことがない
・表情や気持ちが明るくなってきて、人生が充実しているように感じられる



その方法で気になったのが
・自分が話すことばかり考えている→相手の言いたいことを理解してから話す
・質問をしない、質問が的外れ→質問で上手に会話を広げる



自分でも、会話のなかで質問が出来ず、無理にしようとして的外れになる自覚がある。
また、「話さなければならない」と焦り、相手のことを考える余裕がなくなることが多々ある。

それが治れば良い本だと思う。




①愛されやすい人になるために、自己開示をうまく使う
「信頼できる」「好き」と思わせる自己開示をする。
軽そうに見えて実は真面目と思わせる。反対は逆効果。
自慢話をしない、軽い失敗談を話すことが大事




②オノマトペで言葉のニュアンスを出す

「雨がザーッと降ってきた」の「ザーッと」の部分
長島茂雄氏の話し方って、理にかなってるのかも?

また、一文を短く、リズミカルに話すことが大事。
文章にして「、」が多い会話より「。」が多い会話。

雑談には練習が必要。話す場所、相手を変えながら「どうしたら上手く伝わるか」を考え、反応を見ながら練習、改善する。
テッパン話を3回練習してモノにする



③ノープラン雑談からオチのある雑談へ
会話の中で「これを聞こう」「このことを伝えよう」というポイントを決めておく
なんのための話か、ゴールを意識し、見失わない。



話し方は、人生において重要な財産となる。苦手な人は時間がかかるが、訓練して人前で楽な気分で話せるようにする


⑥雑談に適したテーマ

気候/相手の会社情報/衣服、ファッション/健康/趣味/最近のニュース/共通のこと/出身地/血液型/仕事




⑧人をつかむのは「雑学」でなく「使える知識」


相手の興味を見極めた上で実用的な知識を伝えていく。



⑨雑談力を身に付ける情報ソース

☆抑えるところ
日経産業新聞
プレジデント
日経ビジネス

カンブリア宮殿
ガイアの夜明け


※話しの深さとして、なぜ青色LEDがノーベル賞を受賞したか、今までの電球と何が違うのか、今後どのような分野に応用されるか、くらいまで掘り下げる必要あり。



⑬「何か特別なことをしているんですか?」は話してもらうきっかけをつくる質問


相手のひそかな自慢や他とは違うことに気づき、それを言葉にする。
スーツのライン、時計、ネクタイの柄等をチェック





⑭相手のバックグラウンドや思いを深堀りできる質問をする。

質問攻めにならないように。最終的に手詰まりになる。
「家族と釣り」の話しになったら、釣りの話題に着いていければ釣り、そうでなければ家族の話で展開する。



⑯知ったかぶりは「テキトー」な印象、能動的な質問は「誠実」な印象を残す。


話題をしらなかったら聞けばいい。
自分の解釈、意見、関連しそうな情報を足す。
「例えるなら○○のようなものでしょうか?」
「ということは、○○ということですか?」
「私の業界でいう○○のようなものなんですね」

と、たずねたうえで理解したことを伝える。




⑰会話が終わったらすぐメモを取る


記録用の雑談ノートをつくる。
1回目のコミュニケーションを2回目でリセットしないために。
振り返りができる人は強い


⑲話を盛るトレーニングをする

ちょっと盛る話は一気に面白くなる。





⑳意見が食い違うときは「うかつでした!」と相手の反論を受け流す


相手の主張を飲み込み、矛を収める。
争わず、しなやかに受け流す。




㉗会話は、相手の特徴に合わせて微調整する。

☆プライドが高い人は上手に褒める。(言いたいことをはっきりいう「ボス」タイプへの傾向と対策)

☆中小企業の経営者、大手の管理職
☆話のテンポが速い
☆興味がある話には食いついてくる
☆会話を遮って質問したりする
☆「品定め」「値踏み」してる雰囲気を持つ

このタイプはムダ話を嫌うことが多い。
自分では能力が高い自意識があるので、見下してくる。「低脳」と思われたら終わり
雑談をフックにメリットを話す。
ジャイアン気質で、一度懐に入ると腰巾着になれる。

条件
相手の求めることに明確に答える
上手に相手を褒める
「出来るのか?」と聞かれたら「出来る、出来ない」から話す


㉙優しくて話しやすい人。(マイルドな良い人タイプへの傾向と対策)

☆感じのいい印象がある
☆「うんうん」とうなずいて話を聞く
☆ややゆっくりめのテンポで話し、反応が遅め
☆やや話が長く、結論でなく細かいプロセスを話そうとする
☆「でも」「だけど」と、相手を否定しない


話は聞いてくれるが決断力に乏しい場合が多い。
話が進まないことが多い。
頼りなく感じる

そういう人がにはある程度の押しの強さが必要。
頃合をみて本題を切り出す、決断を促す。
「こう思うのですが、いかがでしょうか?」とアドバイス的に一緒に動く形を取る。




㉚さっさと結論が欲しい人にはメリットを。(分析家タイプ)


☆きちっとした雰囲気
☆やや反応が薄く、淡々としている
☆冷静な受け答えをする
☆納得いかないことは何度も質問をする
☆細かい点を気にする

興味があることには熱中するが、必要ないと判断したら関心が薄くなる。
「理系タイプ」
医者や研究者等、頭の良い人に多い

話題は、知的好奇心を満たす話題が良い。
反応が薄くても話に乗ってる場合もある。
好きなものはとことん好きなので、その分野に気が付くと対策が楽になる。
「話は3点あります」「ポイントをまとめますと」と整理しながら話す。
先に結論を話し、後から説明する(ボスタイプと同じ)
数字、根拠、事実を開示しながら、プレゼンするように雑談する




㉛社交的な人には楽しい話を。(明るいネアカタイプ)

☆笑顔で楽しそうに話す
☆冗談やユーモアで盛り上げる
☆自分で言ったことにウケる、よく笑う
☆「へぇ!」「凄い!」いった大げさな反応、表現をする。
☆相手の話をあまり聞いてない

その場が楽しくなる雑談を心がける
話を盛るのが効果的
話題の脱線に気をつける
心の赴くままに判断を下すことが多い(性能や値段より、話や見た目で決定する傾向)
態度をポジティブに、ヨイショしながら乗せると信頼につながる





㊲何についての話なのか10秒で伝える

ポイントを予告すると同時に、全体のテーマをあらかじめ伝える。
例:「グローバル化が新興国でも進んでいるようです。たとえばミャンマーでは・・・」というように。
10秒以内、長くても17秒が耳から得た情報を記憶出来る限界
1.話のポイントは何なのか?
2.ポイントをひと言でまとめると、要するに何か?

伝える力がある人は、余計なことを言わない







雑談トレーニングの方法


お会計のときに店員さんにひと言話す
アウェーの飲み会、パーティーに参加する
インプットしたことを社内で話す、ウケるスピーチを!
なぞかけを練習する


雑談を武器にできるか否か、そして効果があるか否か…
だまされたと思って実行してみよう…
そう、何もしないよりはマシ!!



小林弘幸氏著 自立神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」

2016-05-19 19:29:44 | 書籍
☆本を読む目的
言い方で失敗したり、攻撃的な言い方をされた際に黙ってしまう自分の打破のため

質問①どのようにして悪い言い方を変えるか?
質問②言い方を変えるとき、意識すること、行う行動はあるか?
質問③言い方を変えることによって、どのように人生が変わるか?


「言い方は技術ではなく医学だ」

この本の「はじめに」にいきなり出てきた言葉でした。
私は本を読み始めてから、メンタル面の本を多く手に取るようになりました。
自分がメンタル面で病気になったのが原因だからです。
心構え、生きる希望の持ち方、考え方の変え方等を学んでいるつもりです。

今回の本は、それを具体的な行動に移すための本と位置づけして、手に取りました。
この本の内容をまとめたいと思います。




☆自律神経が乱れると、色々な言い方をしてしまう

良い言い方をするには、自律神経が整ってる必要があるとのこと。
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」があり、両方が共に高い状態にあれば良い言い方が出来るそうな・・・
仮に、怒りによって自律神経が乱れると3~4時間はそれが持続するとのこと。
それでは良い人生は送れない、私にでもわかることです。
・・・そう考えると「キレる人」って可哀想ですねヽ(´▽`)/

だから、こういう場合は「仕方ない」と自分を切り替えるしかない。
そして「今日は良い天気だ」などと怒りを良いものにすり替える方法が良いそうな・・・・




言葉を発する前に意識する8つのこと


自律神経が整っているときは良い言い方が出来る。
しかし、自分の自律神経がどのような状態にあるのかは、自分でもわからない。
だから、自分がどのような状態にあるのかを客観的に把握する必要がある。
そんなときに意識するのが次の8つ

①体調
②予期せぬ出来事
③環境
④自信
⑤天気
⑥相手の様子
⑦時間
⑧感情

汚い環境、臭い、準備不足でも自律神経は乱れる。
だからこそ、どの理由で乱れているかを把握する。
「この言い方は欲望から出ているのでは?」「自信がないから、逆に強気な言い方をしてしまうのでは?」
等、分析してから言葉を発すると良い、とのことです。
慣れるまでは、難しいかも知れませんね。





ポジティブに


アンラッキーなことに見舞われたら「仕方ない、なるようになるさ」と気楽に身構えて、ポジティブな言い方をする。
ポジティブな言い方をすると副交感神経が高まる。



無駄な想像をしない

無駄な想像をすることによって、次から次へとよからぬ考えが浮かんできて、どんどん自律神経のバランスを崩してしまう。




ゆっくり話せば信用される

ゆっくり話すことによって説得力が生まれる。
特に、出だしを意識的にゆっくりにすると、その後もゆっくりとしたペースを維持出来る。
反対に、話し始めが早口になると、交感神経が優位になるため緊張が高まり、どんどん早口になってしまう。




初診の患者さんには、まず住所の話

作者はお医者さんです。
病気のことで頭がいっぱいの初診の患者さんには「今日は遠くから大変でしたね」と話すそうな。
そうすると病気のことから、一他の話題に頭がスライドされて心が和むとか・・・。
初対面で天気や住んでるところの話しをするのは王道なんですね。




「頑張って」ではなく「無理することないですよ」

頑張っている人に頑張ってというのもどうかと、私も日々思っていたことです。
病気と闘っている人は常に頑張っていますよね。
そんな人には「無理することないですよ」と言ったほうが気が楽になる。確かに読んでいてそう感じました。



部下を叱るときの3つのルール

①時間を空けずに叱る
②短く叱る
③1対1で叱る

これは大賛成です。
なぜなら私は、上司に全く反対の叱り方を20年近くもされて病気になりましたから

☆直ぐに叱られ、次の日叱られ、1ヶ月後に同じことで叱られる。・・・・・根に持たれた
☆昼休みが終わり、2時間以上叱られっぱなし。
☆大勢の前で、見せしめのよに叱られる。・・・・・プライドはズタズタ、恥をかかされ、立ち直るのには1週間以上かかる

経験上、同意出来るところでした。




急ぎのときほどゆっくり丁寧に。お願いごとは200パーセントお願いする。きっぱりNOという。言い訳せず潔く謝る。無理強いをしない。

交渉は、3回やってダメだったら諦める。
切り上げるときのひと言は「貴重な時間なので、今日はここまでにしておきます」

断るときは「申し訳ありませんが、私には100パーセントできません」





緊急時を乗り切る言い方

身内が緊急搬送されたときの人などは、自律神経のバランスが極度に乱れた人が多い。
そんな場合は「いつも以上にゆっくり、丁寧にお願いをする」



感謝の気持ちは、しつこいくらい形に残す

感謝の気持ちを伝えるのにはメールが有効。
「本当に、本当にありがとうございました!」等、大げさが良い。
消えてしまう言葉よりは、メールで形に残すほうが良い
反対に謝罪するときは電話で直接謝罪するほうが自分のためになるそうな・・・・。
謝罪メールを出しても、それが返信されるまで気が気でないですもんね!





人生に迷った人を励ます「あせることないよ」

「あせることないよ」良い言葉です。簡単ですが、心に残る言葉のような気がします。
あせらずにじっくり取り組めば、きっと答えは見えてきます。





「聞き方上手」になれば、何を言われてもくよくよしない

他人の言い方はコントロール出来ません。
世の中には不愉快な言い方しか出来ない人間も確実に存在します。

そんな輩から不快な言い方をされた場合は、ネガティブな内容の中に、ポジティブな要素を見つけ出し、勝手に良い方向へ受け止めてしまう。
他人は変えられない、しかし自分は変えられます。





人間関係に悩んだら「残念な人」と俯瞰(ふかん)でみる


相手に対するイメージを修正したり、心構えを変えたりすることで状況を好転させる。


自分a「あいつ、嫌な奴だけど良いところもあるのかな?」
自分b「いや、ないでしょ。あんな最低な奴みたことないよ」
自分a「だけど仕事は出来るんだよな」
自分b「まあね。あと3回我慢して、それでもイヤなら転職するのもありかもね」
自分a「そうだね、もう少し我慢するとして、それまでは”残念な人”と思ってやり過ごそう」




朝起きたら感謝する
「ありがとう」を言葉に出す
空を観る
あいさつは、ゆっくり元気に
こまめに水を飲む
ため息をつく
1箇所だけ片付ける
就寝前に日記を書く





空気を変え、素晴らしい人生を手に入れる「言い方」をするためには余裕が必要


この本が目指している究極のゴールは、自律神経のバランスが極度に乱される局面においても、正しい言い方が出来るようになること。
そのためには、副交感神経を高めて、すべてを受け入れられる状態を築いておくことが大切。
そのために、上の8つのことを実戦すると良いそうな。

意外なのは、ため息をつくと副交感神経の働きを高めるそうです。
また、片付けという行為には、副交換神経を高め、気持ちを落ち着かせる作用がある。


この本のことを全て実戦するのは大変ですが、頑張ってみようと思います。

佐藤富雄氏著 ちょっとした習慣であなたの人生は変わる

2016-05-14 16:29:29 | 書籍
読んだ本の紹介、3回目になります。
だいぶ間が空いてしまいました。

今回の本「ちょっとした習慣であなたの人生は変わる」

1冊目の著者と同じ佐藤富雄氏の本です。

内容は1冊目に紹介した本とそこそこダブるところがあります。
しかし、良いことは何度も読んで頭に叩き込む、これも大切なことですから気にしません。

佐藤富雄氏は、本の上で「頑張れ」「自分を変えろ!」などと書きません。
よくある「成功者の自己満足本」とは一線を超えています。

まるで思い病気を治すかのような話の進め方で、ほんのり説明が入ります。
今回の本でも、印象に残ったフレーズが多々ありました。




心と身体のリセットが必要


ここで面白い質問がありました
「あなたのカラオケのレパートリーは5年前と変わっていますか?」
・・・考えてみると、私は5年前と一緒でした。
それは「たかがカラオケですら、変化がなかった」と考えなければならないとのこと。
かなり共感が持てる内容でした。たかがカラオケの話でも・・・・。

この5年間、好きな歌、好きな映画、好きな小説等に変化がないということは、同じような習慣に身をゆだねている証拠だということです。
なんとなく分かる気がします。
新しい刺激をたくさん受けて、脳を活性化しないといけません。
「感動のないところに成長はない」

結末が分かっているミステリー小説を読むような習慣より、未知との遭遇が良いそうな・・・・。






感動が多いほど脳が若返る


佐藤富雄氏は脳科学の先生でもあるようで、脳の話がよく出てきます。
マンネリ化した日常には「感動」が生まれません。
ここでいう「感動」とは、「脳への刺激」のようなものに受け取れます。
何でも良い、小さな刺激を少しづつ受けるのが良いそうな・・・

☆殺風景なデスクに花を飾る。
☆ボールペンを止めて、少し高級な万年筆を使ってみる
☆缶コーヒーやインスタントコーヒーを、ドリップに変えてみる
☆英会話を習ってみる

そういった刺激は、脳の若返りに効果があると・・・・。
脳が若返れば、記憶力や判断力が戻りますから、体に良いでしょう。
私も、やろうやろうと思っていて、今だにとりかからない「投資の勉強」「中国語の勉強」
を始めないといけません。

その前に「悪い習慣を捨てる」ことも大切だとか・・・・。
☆コンビニ弁当ばかりの食事
☆運動不足
☆夜更かし

この辺は捨てるべき習慣です。







人生は、リセットできるかどうかにかかっている

人生のリセット、誰もがしてみたいと思ったことと思います。
私は、常に思っております・・・・。

ここで例に出てきたのは、子育てが落ち着いた奥様方が韓流スターにハマった時代があったり、習い事を始めたり、新しい趣味を見つけたりすること。
それが人生のリセットということです。
私の場合は「転職」をきっかけにリセットしないといけないなと思いました。

☆古い習慣を一掃すれば、簡単に新しい習慣が身につく
☆いい習慣が身に付けばまれ変われる

「生まれ変われる」・・・嬉しい言葉です。仮に生まれ変われなくても、何もしないよりは行動を起こしたほうがマシですから!!





今日も元気だぞ」で一日が変わる

悪い口癖をなくすということです。
「疲れたな」と言わず、嘘でも「元気だ、良い一日だ」のようなことを言うと良いそうな。
後は脳が勝手に良いことを探してくれるのが、脳科学で証明されているとか・・・・。



「いつか」という言い方をしない


「いつかベンツに乗りたい」
「いつか別荘を持ちたい」
「いつか金持ちになりたい」

こういう思いは、実はNGだそうな・・・・。
「ホントかな?」とも思いましたが、読んで少しだけ納得しました。

「いつか何々したい」という言葉には「今は何もしない」という保留が含まれているからだそうな・・・。

将来を変えたいなら「今」を変えなければなりません。
「いつか」と口にしても「今」は変えられない・・・・。

ウソでも良いので、上の例のような人間と思い込み、そのように振舞う。
持っていなくてもベンツや別荘を持ってるように振舞う。
これは、セルフイメージを上昇させる効果があり、願いを叶えるにはセルフイメージが大切。
ネガティブなセルフイメージでは、そのとおりの人生になってしまう。


そのために「自分にウソをつく」と効果があると。
まさか他人にはそんなウソはつけませんよね(笑)
ウソつき呼ばわりされるのがオチですもん(^ω^)

私も
「ポルシェに乗っている」
「40過ぎて大学で勉強し直している」
「中国語がペラペラだ」
と自分にウソをつくことにします(苦笑)





磨くほどに輝きが増す


もし自分が憧れの高級車を手に入れたら・・・・。
時間があれば洗車をして、ワックスをかけて、内装もお洒落にして、カー用品も拘るでしょう!
しかし、廃車寸前の軽自動車だとしたら、そんなことをしないでしょう・・・・。

自分自身を「軽自動車」のように扱っていませんか?
・・・・このフレーズにはドキッとさせられました。

確かに、ネガティブな私はそんな扱い、いや、もっとひどい扱いをしているかも知れません。
廃車寸前の車以上に、廃車置き場のスクラップのような扱いをしていたような・・・・。

それは自分で自分を廃車に追い込んでいるのだと・・・・

それを払拭するには、「外見」「持ち物」が大切だとか・・・・
「高級なカバンを手に入れ、それにふさわしい振る舞いをしたサラリーマンが、年商600億の社長になった」
なんて例が出ておりました。

これは極端過ぎる例だとは思います。

しかし、身なりをしっかりするのは大切なことだとは思います。
人間は「中身が大切」これは私もそう思います。
ただ、この章を読んで「外見も大切」だと思いました。

言われてみれば、バーに入って、くたびれた格好のバーテンにお酒を頼むのと、キチッとした身なりのバーテンに頼むのとでは信頼感が変わってきます。
それは仕事の商談のときにも当てはまると思うんですよね。

「中身が大事だから外見はどうでも良い」というのは筋違いだなと感じました。


エネルギー切れしないために必要なものは?

これは
☆ビタミンE
☆ビタミンC
☆コエンザイムQ10

だそうです。

どういう食事をして、どういうサプリメントがあるのかは、これから調査してみようと思います。


この本を読んでの感想は、1冊目の「自分を変える魔法の口ぐせ」とリンクした内容が多かったと思います。
復習にもなりましたし、新たな心構えも分かりました。

佐藤富雄さんの本、もう手放せないかも知れません(苦笑)