一錦金鋒の読書防備録と生活奮闘記

読んだ本の紹介、感想。たまに日常に起こったことの記録

藤井孝一著 お金を稼ぐ!勉強法 「学んだこと」を「お金に換える」技術

2019-03-09 15:36:37 | 書籍
本を読む目的
普段勉強していること、今まで仕事や趣味で培ってきた経験をビジネスに展開するため。

質問①なぜ勉強していることが生活に活きていないか?

質問②勉強したことを仕事に結びつけて収入を増やすにはどうすれば良いか?


質問の答え①
第1章
☆資格のランクアップより、今ある資格で稼ぐ仕組みづくりにお金と時間を費やす。
 「○○は2級以上じゃないと意味ありませんよ」と言っていたボンボン社長がいた。そんな経営者の下に入るのはまっぴら!!
 私は「英検4級を役に立たせる」発想を持ちたい!
☆やりたいことではなく、生かせることを勉強する。
☆社会人の勉強は投資、投資である以上、何がなんてもそれを「回収」しなければならない。元手を回収すれば、あとは利益を生むだけ。
※勉強を「稼ぎを生み出す仕掛け」にまで育てる。
※必要なのはアウトプット重視の勉強。


第2章
☆検討違いのテーマを勉強しない。出世するための勉強と独立するための勉強は違う。
☆リミッターをつけたまま学んでいないか? 「自分はこんなもの」と低く評価するのを止める。
 これは大きな反省点であった。周りにいる「無理だよ人間」は今後相手しない。

第3章
※目標を具体的、客観的に立てる。「いつまでに、いくら稼ぎたいのか?」
※勉強していることを隠さない。周りに公言する。
※自部の未来への投資をケチらない!

第4章
※フロントエンド商品(顧客を吸引する)とバックエンド商品(本当に売りたい)を考える
 例:本を出して、講演の仕事をたくさんもらって講師で稼ぐなら、本がフロントエンドで講義がバックエンド。
※駆け出しのころは「何でも屋」になる。仕事を選ばない。
※ネットワークと仕組みで稼ぐことを考える。

第5章
※身近な人ほどモチベーションを下げる
 40歳を過ぎて転職は無理と散々言われた私だが、正社員候補で仕事に就けた。やはり周りのマイナス要素は気にしないのが一番。
※最初から深く勉強しようとすると失敗する。
※「本当にこの勉強をすべきか?」と定期的に自問する。
※「学びっぱなし、やめっぱなし」にしない。

質問②の答え
第1章
☆稼ぎを得るには「誰かの役に立つ」以外にない。人から感謝されればやる気につながり、稼ぎにつながる。
☆学んだだけでは意味がない、勉強は回収してナンボ。
☆学んだことで稼ぐ場合、生半可な理解では務まらない。とことん理解する。緊張感、真剣さがまるで違う。
 これは分かる気がする。現在の仕事でも人に教える機会が増えてきたため、経験済。
☆できなくて「困った」ときがテーマを見つけるチャンス。特に語学。
☆例:「パソコンといえばこの人」という人がいる。ポイントは「何となく」で十分。


 秀でた専門家にならなくとも良い。
※勉強の途中でも「専門家」を名乗り、それに見合うように努力する。
 ハッタリで名刺でも作るかな(笑)
※取りたい資格ではなく、生かせる資格を取る。


第2章
※勉強したらすぐに使い、使いながら勉強する。
※小さな成功体験を積み上げる。
 これは大切。パワハラで自信を失っていた自分には、なるほどと思う重要なキーワードであった。


第3章

※参考書は買いまくり読みまくる。
※勉強のための環境づくりと時間節約のための努力、お金を惜しまない。
※本は基礎力アップ用、新聞は現状把握用、ネットは検索用と、複数のメディアを駆使する。
※先人の話を聞くことは、時に何千万円の価値を生む

第4章
※「人よりちょっと詳しい」を武器にする。顧客より少し詳しければ十分。
※現行を書いて投稿してみる。まずは業界誌や専門誌が狙い目。


第5章
☆達成感をたくさん味わえる仕組みをつくれ。
 モチベーションの維持のため。目標をブレイクダウンして、小さい目標を細かく立てて、大きな目標に到達する方法を考える。
☆勉強はまず、「広く浅く」が鉄則。それを何度も繰り返す。
※朝方人間になり、早朝勉強を始めるべき。
※「お金で時間を買う」発送を持つ。処理の遅いPCは使わない等。
※始めた勉強は、3週間は何も考えずに続ける。



感想
かなり良い本だったと思う。
言っていることは粗方的を得ていたと感じた。
多少の自慢話は仕方ない、それを成功体験と捉えればうっとおしさも消える。
実践すべきことが多い、実用的な内容であったのは間違いないし、「やってやろう」という気にさせてくれた本であった。
自分でもそうであったので間違いないのは、「勉強しているのに結果が出なくて悩んでいる」方にはお勧め。