ＧＰＺ７５０Ｒ 突然クラッチが切れなくなった・・・。

先日、買い物に行こうと偽ニンジャで行ったのですが、１０分ほど走った所の信号で止まろうとした時の事です。

エンジンブレーキを効かせながら減速して行き、止まる直前クラッチを握った所「クラッチ切れねぇぇぇぇぇぇ～」となりました。

クラッチレバーを握りなおすと、手応えがおかしい・・・。

２～３度握ると復活したので、そのまま買い物に向かいました。

この症状、毎回出る訳じゃ無いので帰りは恐る恐る帰宅。

無事に帰り着いたので早速、原因を解明します。


とりあえず「ホースにエアーでも噛んでるのか？」と思いましたが、先に簡単な所からチェックします。

クラッチのマスターシリンダーを先にチェックします。


この画像で分からないと思いますが（画像じゃ、これが限界でした）なんとスナップリングが半分取れてましたｗ

スナップリングがキチンと溝にハマっていなくて、斜めに出て来ていたんです

いきなり原因にビンゴ！です。誰が組んだんだろう・・・？

だって、クラッチレバーを外した時に、ロッドとブーツが”ポロッ！”と落ちて来ましたからｗ


これ落ちて来ましたｗｗ

良い感じに腐ってますねｗ


外したレバーの可動部分もグリスが腐ってますｗ

スナップリングをハメてやり、本来ブーツが付く所に付けてやりました。

せっかく外したので、各部分をグリスアップしてから組み付けました。

これでクラッチが突然切れなくなるというトラブルは無くなると思うのですが、この偽ニンジャとにかくクラッチが重いです。

レバー部分がこれだから、きっとレリーズシリンダーも腐ってるんだろうなぁ～と思ったので、ついでにＯＨする事にしました。

次回、ＯＨした時の様子を紹介します。