病院に行くと 待合室ではいろんな話が聞こえてくる。
聞く気はなくても 耳に入ってくる・・。
ご近所の話
親戚の話
そんな会話が弾んでいる最中に
処置室の扉が開き
中から 盲導犬が出てきた。
すると・・後ろの席で それまでご近所話に花を咲かせていた?方が
「おとなしいね~。吠えもせんし ほんと お利巧ね~~」と
すぐに 話題を 目の前の盲導犬へとむける。
そんな盲導犬に対する高評価のあとに・・
「・・ほんと・・つまらん息子より よっぽど良かっ」
まさか・・ここで どこかの”息子”が引き合いに出されるとは・・
心の中で (それは言い過ぎやろ・・・)と突っ込みを入れながら
思わず 吹き出しそうになった。
盲導犬が行ってしまうと
その方は 何事もなかったように また ご近所話に戻り
待合室は 元の混雑状態に。
待つのは 疲れるが
いろんな人がいて
いろんな人生が垣間見えて
大変なのは 自分だけではないと思えるので
病院の待ち時間は 嫌いではない。
そう みんな頑張ってる。
そう わたしも。
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