リハビリ、苦しみの中に楽しみあり。リハビリ器具・自助具開発と歩む日常。

たくみ21・ボランティア団体・リストラウンダー・タワーリング・Qポール・リハビリ器具と自助具・みどりの癒しの紹介。

「風の谷」の患者さんに3Dプリンター製作の自助具を届けました。

2016-02-26 15:10:15 | 風の谷プロジェクト
ご無沙汰しております。IGA

今回は私、五十嵐が会員であるたくみ21の活動記録です。
理事長の稲住さんが3Dプリンターで製作した自助具を風の谷の患者さんに届けました。


三浦半島のリハビリ型デーサービス「風の谷」 訪問日記 2016.2.18
2月18日に「風の谷」を訪れて、利用者さんのHさん(女性)と男性のSさん(男性)へ3Dプリンターで製作した自助具を届けてきました。

女性のHさんは自助具のキーボード押し棒で電卓のキーボードを押して計算ができました。また当日依頼され即席で加工した文字書き自助具ではひらがなの「の」字が書けました。文字を書くには2年ぶりだそうです。自分で年賀状の返事を出したいそうです。

男性のSさんには4本指の中に潜った親指を起こす自助具を届け、現地で自助具をSさんの手の大きさに調整しました。ピアノ線のバネ性を利用してSさんの親指を外側に引き上げるように工夫しています。自助具を装着するとコーヒーカップや小物が摘み上げられ、「これはすごい!」と喜ばれました。

次回の訪問までに「文字書き自」と「親指起こし」の改良型を試作する予定です。

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