いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

晩夏の弾丸海外旅行(3日目)

2023年09月05日 | ちょっと異国を歩く
彷徨えば 夏の終わりの プサンハン



昨夜19:45に下関港を出港、
そして今朝7:45には釜山港へ入港、
はっきり覚えはないが、
明るくなった6時ごろには入港していたようだ、
いつも思うのだが釜山港は函館港に似ている、
昨夜の出港時も乗船終了は18時だったので、
出航時間を遅らせるのは、
入出国管理の事務手続き時間の制約からのようだ、





さて、韓国への訪問は6年ぶりとなる、
今回は「青春18きっぷ」の別班、
いや別版としての渡韓なので、
蒙古方面を目指したいところだが、
今回はここ釜山オンリーの日帰り旅行、







閑散としたガラガラの入国審査を済ませ、
とりあえずの手持ち現金として5000円を両替、
手数料もしっかり取られて42400ウオン、
円安ニッポンの悲哀を感じざるを得ない、



釜山駅までは立派な遊歩道を釜山駅へ直結、
KTXでソウルまで行きたくなる心情を我慢、
エスカレーターを下り地下鉄乗り場へ向かう、
韓国国内の交通網も日本同様に、
ICカードが標準になっている、
前回利用したT-moneyカードを持ってきている、
5000ウオンを追加チャージ、









まず向かったのはチャガルチ市場、
ここはまさに釜山港、
漁港としての港と市場が直結している、
折しも日本の廃水問題で、
現地の人たちも過敏になっているのではと懸念、
そんな心配は全く不要のような印象であった、
現に多くの日本人が市場を訪れていた、











次に向かったのが甘川文化村、
チャガルチからは村バスと呼ばれる、
マイクロバスで急峻な坂道を登っていく、
坂の上から望む光景、
釜山のマチュピチュとも呼ばれている、
酷暑の中をひと通り街歩き、























歩き疲れて再びチャガルチへ、
国際市場の中を通り抜けてやってきたのは、
スンドプチゲの専門店、
この店も釜山に来るたびに毎回訪れている、
現在の価格は7000ウオン、
最初に来た35年前は3500ウオンであったと覚えている、
物価は倍になっているが国民の所得も倍になっているようだ、
某国経済の失われた30年、
経済政策の違いとは言えうらやましい限りだ、














今日は3食チャレンジと思っていたので、
そのあと釜山駅前に移動して、
テジクッパ9000ウオン、
ミルミョン6000ウオン、









さすがに食い過ぎの領域に達していた、
僅かながら残った現金でスーパーへ、
今では大方の韓国食材が日本で入手できるが、
多分見たことがないと思われる、
即席めんや食海苔をゲット、













戻りの船の旅客手続き締め切りが17:30、
頃合いを見て港へ戻ってきた、
乗客はざっと100人未満、
乗船は18:30からだけど、
出航は21:00、
船が出る前に入浴も済ませ、
歩き疲れた身体をヨコに、
船旅のリズムに合わせるしかない、





船が離岸した揺れで目を覚まし、
甲板へ出てみた、
釜山港の素晴らしい夜景、
現地ゼロ泊の弾丸海外旅行、
フィナーレを絶景が飾ってくれた、かな、

「釜山港へ帰れ」
~ つばき咲く 春なのに
 あなたは 帰らない ~



コメントを投稿