いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

絶景錦絵巻屏風(10日目)

2023年10月21日 | 股旅
秋燃えて 錦絵巻の 誇らかし



旧国鉄の富内線、
日高線の鵡川から日高町までを結んでいた、
昭和61年に廃止になっている、
開設当時の計画では富良野まで延伸し、
旭川までの鉄路が実現するはずだった、
襟裳岬から宗谷岬まで、
北海道を南北に縦断する鉄旅、
夢のまま消えてしまった、
その富内線の振内駅、
駅跡にはD51蒸気機関車や、
ライダーハウスとしても利用されていた、
客車が鉄道公園として保存されている、
富川線は廃止される直前、
昭和58年に全線を乗車している、









さて、今朝は快晴、
気温6℃、
凍れる、
北海道の日本海側は雨模様、
予報通り太平洋側は好天のようだ、
進路の選択は正しかったようだ、









当初は襟裳岬を回って、
十勝エリアに抜けるつもりだったが、
紅葉を見極めたかったので、
富川から国道237号日高路を、
旧富内線沿いに日高市へ抜け、
そこから日勝峠越えで十勝平野に、
この選択は大正解であった、
日高路の紅葉はまさにピーク、
紅葉の錦絵巻を十分に堪能できた、































十勝川温泉ではHOの指示により、
札内ガーデン温泉で一湯、
フィンランド式サウナでととのう、









そのまま本別まで来たところで、
今日はおしまい、
ここ本別は少し先の陸別と同じく、
日本で最も寒い町といわれている、
夕方の気温はすでに10℃にまで低下、
車上生活者には厳しいものがある、
マイナス25度までの耐寒仕様シュラフ、
中華製で不安だけどこれだけが命綱、







道の駅は旧池北線の駅跡にあり、
木造の跨線橋がそのまま残されている、
道の駅の名称通り星の降る町のよう、
寒空に星が震えている、
車上生活の旅人も震えている、





本日の走行距離 360.0km
本日の宿営地 道の駅 ステラ★ほんべつ


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