白い憂鬱白い旅人（５日目）

雪下ろす　屋根の老婆の　腕細し



昨夏、五輪の前に股旅道中で来訪した際、
東京オリンピックのマラソン競技が
ここサッポロの地で行われることへの違和感を感じていた、
あの時の記念プレートを雪の中から探し出してみた、







１９７２年の冬季サッポロ五輪から半世紀、
あの時代の日本は高度成長期の真っただ中、
トアエモアの「虹と雪のバラード」、
日本中のブラウン管TＶから流れていたのを思い出す、

～　生まれ変わる　サッポロの地に
　　　きみの名を書く　オリンピックと　～

この曲、ブルーコメッツもレコードを出していた、
あまり知られていないようだが、







ところで、
札幌市は再度五輪誘致に動くのだろうか、
そんなことよりこの豪雪、
なんとかならないのだろうか、









本日も、札幌発着の特急列車は終日運休となった、
サッポロに閉じ込められた白い旅人、
この先どうなるのか、
明日の北国からの帰国便（？）を予約済みだが、
本日もほとんどの航空便が欠航になっている、
だいたい新千歳空港まで行く手段もない、
どうなってしまうのだろう、











行くあてもなく呆然と立ち尽くす、
雪の降りしきる街を徘徊、
白い旅人なのであったヨ、
とほほ、