アマチュア哲学者で

日記か評論か意見表明か感想文かノンフィクションかエッセイか暇つぶしのレポートか

女性原理と男性原理しかない

2024年09月21日 19時02分26秒 | 社会
 この現代社会においては女性原理と男性原理が働いており、中性原理というのはない。第3の性は存在しないことになっている。
 両性の間に蠢くやつらは右往左往しているように見える。明確にすればよいのだ、第3の性を確立すると。きゃつらはどちらかの性に片寄るから無理が生じる。どちらかの性でない第3の性を生きる。そんな自由もあるはずだ、この現代社会には。
 再び非連帯感とゆるやかな敵意をもってLGBTの皆さんに言っておくが(自分の場合はQだから)、女性原理かもしくは男性原理しか作用していない世の中、中性原理は存在しないと思え。しかしながらジェンダー自由思想は中性原理と近しい。
 もっと独り者、独身者生活の権利が主張されるべき。少数者の意見としては。だけど街角に見かけるのはみすぼらしい貧しげな孤独な人が多い。





知性とは

2024年09月21日 04時27分07秒 | 旅行
 沢木耕太郎氏の「深夜特急ノート」を読んで思ったのだが。その中のどこかと問われれば、あえて引用しないが中間あたりです。最後までまだ読んでない。
 知性というのは言語表現と行動かもしれぬ。知性が言語表現か行動を通じて現出するのでなく、言語表現か行動(行為の集合)か行為の即自(それ自体)である。知性の度合がその人の言葉と行為に現れる。だから他者に知性を感じたり、ほとんど感じられなかったりする自分がいる。
 同氏による新潮文庫版「深夜特急」は6分冊だが。読み進むにつれて面白くなくなった。アジアの香港マカオからヨーロッパのパリリスボンロンドンに至るにつれて著者の旅の鮮度感が薄れてゆく。1,2巻はものすごく面白い。その3,4巻も面白い。東南アジア、インド中近東地域の混沌としている様が。現代日本は西欧文明化しているので、それ以外の地域事情は未開拓の分野といえる、平均的日本人にとって。40年ぐらい前のバックパッカーの旅行記だった。現地のローカル路線バスを乗り継いでゆく。
 テレビ東京の「ローカル路線バスの旅」番組はその国内版だった。沢木耕太郎氏のアイデアをパクったのかもしれんな。


 


革命を捨象する

2024年09月09日 13時05分08秒 | 日記
 午後8時にいたり、ついにこの存在が面白くなくなった。連休もあと4日間だ。直後3連日勤労がひかえている。この人生が腐っているようなすえた匂い。ほとんど何もかもに飽きている。どこにも情熱がわかない。
 漢詩も英詩も小説も一生懸命に関われない。
 わかった。要するに感じ方と考え方の問題なのだ。その感じ方を真実としない。その感じをとりあえず、偽りとして考え方をあらためる。感じの真実を他のところに求める。その感じ方は真実とはされない。これは宗教信仰と同じ心理操作だ。その時の感情と感覚は二の次で、生きる価値のある永続的な理知性が支配しなければならない。
 ぼくの場合、エチルアルコールを飲むしか救いの道がなかった。現在では日本革命は捨象されている。しかしあきらめるべきではないのはわかりきっている。
 現代日本で革命を目指している唯一の政党日本共産党は貴重価値がある。選挙と議会主義で革命ができればありがたい。