ねこやまいけふくろう

日々の暮らしで、気になったこと

燻製器温度コントローラ

2015-10-27 18:05:56 | DIY

ダンボールで作った燻製器の温度コントローラを作りました。

ちょっとぼけていますが、ケースの内の右上が秋月のSSRキットにアルミの放熱板をつけたもの。その左はLED表示板。下が50円の5VACアダプターの中身です。600Wの電熱器を使うので10Aのヒューズが探したのですが、なくて手持ちの15Aのヒューズをつけました。

箱の上に乗っかっているのがTC622サーモスタットIC。ケースの右が壊れた100均のスイッチコンセントの再利用です。

TC622AEPを基板の表につけて、裏に抵抗を実装します。抵抗値は130KΩ+15KΩで61度~59度を保ちます。

テストはヨーグルト保温器を70度に設定して行いました。テストが終ってからホットボンドでシールします。

電熱器でスモークチップを焦がしますので、61度で切れてもその後2~3度、温度は上昇します。シーズヒーターの反応性の悪さと、火のついたスモークチップの影響です。それを見込んでこの抵抗値にしました。実際、トライアックコントローラを使い、温度をK型熱電対を使ったテスターで計りながらでスモークしたところ、62度になったところでトライアックのボリュームを下げても、温度は66度まで上昇を続けました。このデータをもとに実際のスモークで70度を超えないようにするためです。

上がIC側から、下が裏側から。

 抵抗は1%の金属皮膜。出力をチップTr2個でLEDとSSRに分け、4線フラットケーブル40cmで引き出します。

回路はwebにたくさん出てきますので、それらを参考にしました。温度設定用の抵抗をICに直接つけて、出力をTrでバッファーすればその後の信号の引き回しは余裕があります。


安売りACアダプタの中身

2015-10-26 16:48:48 | DIY

50円で買ってきたACアダプタを使うので中身を取り出しました。

ACプラグの根本を糸鋸で切ってみます。基板にかからないように見当をつけて、更に切って中身を取り出します。

わりとしっかりした綺麗な基板でした。

使われているOB2538APというICも検索したら出てきました。

水色のコンデンサの手前と真ん中の黄色い大きいトランスの向こう側にスペースがありますので取り付け穴を開けられそうです。

 


自作ヨーグルトメーカー2

2015-10-26 14:39:55 | DIY

ヨーグルトメーカーの中身です。とてもお見せできるようなものではありませんが参考までに。なお、回路は次の機会に。

ダンボール箱の内側全体に100均の保温シートを両面テープで貼りつけたものです。

2年間使って、甘酒をこぼしたりしたので汚れています。

適当な板切れに陶製の電球ソケットを取り付け、60Wの白熱電球で熱源にします。

どこからか取り外した12VのFANを5Vで動かします。土台はHDDのアルミ基板です。電球の熱と光が直接牛乳パックにあたりますので、すこしでも箱の中の温度を均一にするためにFANで空気をかき混ぜています。

箱が小さいため牛乳パックは斜めにしか入れられません。その際パックの尻を引っ掛けて安定させ、浮かせるための100均の足のついた網です。

 

コントローラのLCDです。8ビットですので、5分刻みで21時間まで設定。温度は1度刻みで255度まで設定できますが、この熱源では75度が限界です。

右のロータリーエンコーダーで温度設定。左のボタンを押しながらロータリーエンコーダーを回すと時間が設定でき、SETの行の表示が変化します。

すぐにカウントが始まり、CALの行に現在温度と設定時間が表示され、時間は5分毎にカウントダウンしていき、設定時間になると「シュウリョウシマシタ」と表示してコントロールが終了します。

SET温度とCALの現在温度を比較して、CALのほうが低ければ、電球を点灯し、同じになれば消灯するを繰り返します。

LCDにバックライトがないものを使いましたので、LEDで画面を照らすようにしています。

前回の設定を記憶させ、電源を入れると読みだして表示します。

コントローラの基板は1台だけなので手配線で行いました。汚いのでよくわからないと思います。

三端子レギュレータで5Vの基準電圧を作るために、電源は転がっていた12VのACアダプタの中身。コントロールはPIC16F677を使ってSSRで100VのON/OFFをしています。温度センサーはMPC9700です。

ケースはすでに使わなくなったPATAの抜き差し式のHDDケースを使っています。

回路とプログラムの詳細はサルベージして発表します。


中古HDDその後

2015-10-26 13:05:56 | PC

構築中のシステムのサーバーのHDDにとりあえず、手持ちのWD20EARSを使っていましたが、HGSTの2TBが来ました。Clonezillaを使ってシステムを移行しました。

WD20EARSはAFTでしたので、先頭から2048MB空けてパーティションを作りインストールしていましたが、そのままnonAFTのHGSTにコピーしてOKでした。

家に帰ってきてWD20EARSをチェックしてみると16ヶ所バッドセクターが有りました。幸い後ろのほうだったので安心しました。それにしてもあまり使ってないにも関わらず16ヶ所バッドセクターがあったのには驚きました。(赤丸のところ)

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            GM HDD SCAN Ver 2.0 検査レポート             
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. ドライブモデル : WDC WD20EARS-00MVWB0
. バスタイプ:SATA
. ファームウェア:51.0AB51
. メーカー : WDC
. シリアルナンバー : WD-WCAZA8027223
. ローカルリスト : (null)
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. 検査スタート(日付/時間): 2015/10/24 18:33:32
. 検査終了(日付/時間): 2015/10/25 0:51:41
. 検査進行時間:06:18:09
.
. 検査範囲(スタートセクタ~終了セクタ): 0 ~ 3907024064
. 検査範囲(スタート(MB)~終了(MB)): 0.0MB ~ 1907726.6MB
. 検査範囲(スタート(GB)~終了(GB)): 0.0GB ~ 1863.0GB
.
.
. 検査完了(検査されたセクタ): 3907024064
. 検査完了(検査された全容量(MB)): 1907726.6MB
. 検査完了(検査された全容量(GB)): 1863.0GB
.
.
.
. 不良セクタカウント:16
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==>>>>>     BAD SECTOR LIST    <<<<<==
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2808077488Sec,13711
31MB
2808077489Sec,13711
31MB
2808077490Sec,13711
31MB
2808077491Sec,13711
31MB
2808077492Sec,13711
31MB
2808077493Sec,13711
31MB
2808077494Sec,13711
31MB
2808077495Sec,13711
31MB
3770766336Sec,18411
94MB
3770766337Sec,18411
94MB
3770766338Sec,18411
94MB
3770766339Sec,18411
94MB
3770766340Sec,18411
94MB
3770766341Sec,18411
94MB
3770766342Sec,18411
94MB
3770766343Sec,18411
94MB
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 GM HDD SCAN ver2.0 検査レポート完了

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上記の検査レポートのとおり6時間以上かかっています。HGSTの中古の2TBのディスクでは5時間24分でした。

 WDのホームページからWinDlg_v1_29.zipをダウンロードしてローレベルフォーマットで全セクターに0を書き込みました。

録画保存用のデータディスクとして保存データを書き込んで、再度チェックをしてみます。


カスピ海ヨーグルト

2015-10-22 15:46:11 | DIY

カスピ海ヨーグルトの種を買って自宅で発酵させ出してから2年3ヶ月になります。

酸っぱいヨーグルトが苦手で探した末にたどり着いたものです。一昨年7月にアマゾンで「ヨーグルトの願い5袋入り」を購入しました。

温度管理をしっかりすれば1袋で1年以上もたせることができることがわかりました。最初、間違えたりして3袋使ってしまいましたが、4袋目で作ったヨーグルトを一昨年11月から継ぎ足し継ぎ足しして昨年の10月まで持たすことが出来ました。

昨年の10月末に10日ほどの旅行に出るためにそこでおしまいにしました。作ってから2週間もつかどうか不安だったためです。旅行から帰ってきて最後の5袋目で再開しました。その継ぎ足しでいまもヨーグルトは変わらない味でできています。

実は5袋目を使う前に、同じカスピ海ヨーグルトでフジッコからだしている物を家内が買ってしまったので試してみましたが、出来上がりが好みに合わなかっため捨ててしまいました。「ヨーグルトの願い」は5袋、フジッコは2袋で値段がほとんど変わらない上に固まり方が全くダメでした。

今年の6月にも10日ほど旅行に出ましたが、出発の3日前に作ったヨーグルトをそのままにして、帰ってきて新しい牛乳に入れるときちんと固まり、味も変わらずでした。

このまま続けてみようと思います。昨年の10月の旅行のさいもおしまいにしなければよかったと思っています。

ここで我が家のやり方を説明します。どなたかの参考になれば。

1リットルの牛乳パックの口を開けて30gほど飲みます。そこへ70gから80gの間で、作ってあったヨーグルトを入れます。

よく振って、クリップで口を閉じて自作のヨーグルトメーカーに入れます。

温度を30度、時間を12時間にセットして出来上がりを待ちます。

以上です。

「ヨーグルトの願い」の説明では最初に作るときは24時間、作ったヨーグルトを使うときは8時間とあります。しかし我が家では、牛乳は冷蔵庫から出してすぐなので、経験上12時間で好みの硬さに仕上がります。

自作のヨーグルトメーカーは加熱のみで冷却できないので、夏はケーキを勝った時などにもらう冷却材を入れて温度上昇を防ぎます。真夏でも室内で夜になれば30度以上になることはあまり無いのでこれで乗り切っています。

試作のヨーグルトメーカーでは冬には甘酒も作ります。この場合は温度は60度、時間は15時間にセットします。

ヨーグルトメーカーについては近々紹介します。