Windows10無料アップグレード締め切りまで約90日となったので、いちおう別HDDでWin10にして認証をしておくことにします。
家族のPCは別にして、アップグレードできるライセンスは3つなので、とりあえず2台を済ませました。
普段使いはCore2Duo E8400のUbuntu12.04ー64bitで、各種申請などにWin8.1proをHDDを差し替えて使っています。メモリーは12GBです。
同じHDDがもう一台あるので、それにWin8proのプロダクトキーを使って、Win10をクリーンインストールし、Win8.1とWin10とUbuntu12.04の比較をしてみます。
もう一台のPCはSandybridgeでカラの予備機があるので、まだインストールしたことのない別のWin8proのプロダクトキーを使って、2TBのHDDにクリーンインストールします。
Ubuntu12.04のLTS期間が終了する前にUbuntu16.04LTSを追加でインストールする予定なので、Win10のパーティションは120GBだけ切ってインストールしておきます。
手順に従って、2台ともクリーンインストールを終了すると、ライセンス認証も終わっていました。SandybridgeのPCはここでオクラ入りでしばらく眠りについてもらいます。
どうしてもSandybridgeが必要なときには家族用のWin7がありますので、それをちょっと使います。
さて普段使いのPCは以下のとおりです
マザーボード Asus P5Q
CPU E8400
memory 12GB
HDD WD320GB
Graphic GeForce9500GT
起動 BIOS
起動とシャットダウンの時間を一覧にしました。かかった時間は秒です。いずれも自動ログイン設定にしてパスワード入力は省略しています。
起動はWin8.1とUbuntu12.04はほとんど変わりません。Win10は起動が従来の半分です。新しいマザーボードでUEFIを使えばもっと早くなるのかもしれませんが、ディスクがSSDではないので、あまり変わらないでしょう。
さらに起動してからもディスクアクセスががWin8.1ではUbuntuの倍以上延々と続きます。Win10では48秒ですが、たまに延々と終わらないことがあります。Ubuntu12.04はいつも同じです。
シャットダウンは全てのアプリケーションを終了後、下図のシャットダウンメニューを出しておいて、クリックしてから電源が落ちるまでの秒数です。以下、図はWin8.1、Win10、Linux(Ubuntu12.04)の順です。
Win10になって起動は確かに早くなりましたが、終了はWin8.1より遅くなっています。
Ubuntuは4秒でPCの電源が落ちます。急いで出かけなければならない時など、本当に助かります。普段からシャットダウンしたら、コンセントのSWを切っていますので。
Windowsの場合はうっかりすると「更新しています。パソコンの電源を切らないで下さい」とのメッセージが出て、数分から数十分平気で待たされます。強制シャットダウンすると次に立ち上げた時にどうなるかわからないので本当に困ります。
Ubuntu12.04は作業中に更新の通知がきますが、その時更新しないでそのまま作業をして終了することができます。また、ダウンロードする更新のサイズがMBで表示され、更新してもほとんど1分もかかりません。プログレスバーの表示で進行状況がわかり安心です。更新に1以上分かかることや再起動が必要になるのは年に3,4回です。Windowsでは一体どのくらい時間がかかるのか全く予測が付きません。
このことがWindowsからUbuntuに移行したことの大きな理由でもあります。
次にメモリー消費です。起動直後のタスクマネージャー、Ubuntuはシステムモニターです。
上からWin8.1、Win10、Ubuntu12.04の順です。
立ち上げた直後のメモリー消費はUbuntu12.04はWindowsの1/3です。これでも画面キャプチャーソフトを立ち上げていますので、立ち上げる前はさらに50MB以上少ないです。
Ubuntu12.04はリリースから4年以上がたち、すでに16.04がリリースされています。2017年4月に12.04のサポートが終了するので、今年の終わりまでには14.04を飛ばして16.04に移行する予定です。
どうしてもWindowsでなければならない一部のソフトを除き、Linuxで全く不自由していません。特にWebでのウイルス感染のリスクは低く安心して少し危ないようなサイトも覗くことができます。週一はウイルスチェックはしていますが。