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東芝Z2000テレビリモコンの修理

2021-09-02 12:28:10 | DIY

テレビのリモコンの電源スイッチが強く押さないと言うことをきかなくなった。何しろテレビは2006年9月発売のZ2000。買ったのは2008年のころ。かれこれ13年使っている。リモコンがそろそろ寿命を迎えてもおかしくない。その前にテレビが寿命を迎えるかもしれないが、とりあえず新しいリモコンを用意しておななければと、同じ型番「CT-90261」を探すと中古でも2万円近くしている。
10年以上前のものだから仕方がないので、一旦は中国製の汎用リモコンを考えたが不安は拭えないので、いろいろ調べてみた。最近のToshiba製のTVについているリモコンも使えそうだが、チャンネルボタンが1セットしかない。
「CT-90261」は地上波とBS・CS用とチャンネルボタンが2セットあり、これは結構便利に使ってる。更に調べると「Z3500」用のリモコン「CT-90286」がほとんど同じに使えるということがわかった。流石に新品は高いが中古ならAmazonに1000円ちょっとでみつかった。製造年月が新しいので中古を購入することにした。
3日位で届いて、全く同じに使えることがわかったので、今まで使っていたリモコンを修理することにした。
リモコンの下側に下にスライドする蓋があり、取り外すとネジが2つ見つかる。下にスライドしただけでは見えないので取り外す以外にない。あとはパキパキとリモコンの上下を分離していく。


リモコンの下側はケースだけで、基板は上のボタンにネジ止めされているので3つのネジを外す。


基板の裏にボタンが並んでいる。導電ゴムのボタンスイッチかと思ったら、導電ゴムを金属の円盤型のバネでスイッチする仕様だ。


電源ボタンは基板のボタン面から見て一番右上なので、基板一面にはられている保護フィルムを端から持ち上げると、電源ボタンのスイッチの円盤型の金属も保護フィルムに張り付いて剥がれて、下の導電ゴムがむき出しになる。


円盤型の金属を保護フィルムに貼り付けたまま裏返しになっているので、導電ゴムの部分と、導電ゴムに当たる金属の円盤の裏側をイソプロピルアルコールをつけた綿棒でゴシゴシこする。
綿棒の擦れた部分が黒くなるのは、導電ゴムの粉が出ているからだと思う。この粉末が通電を邪魔してるようだ。


とりあえず明確に不調なスイッチはここだけなので、金属の円盤を保護フィルムごと元に戻して、リモコンをもとのとおりに組み立てる。
テレビの電源を入れてみると、電源ボタンを軽く抑えただけで元通りの感触で電源が入るようになった。


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