ねこやまいけふくろう

日々の暮らしで、気になったこと

Aitendoのモバイルバッテリーケース

2015-12-16 00:26:18 | DIY

Aitendoのモバイルバッテリーキット [K-6C2U4D1L-NS] を買って来ました。


これは18650リチウム電池が並列で6本入るようになっています。そのほか2本のものや4本のものもありましたが、12Vのバッテリーパックに作り変えるために、6本入るものにしました。

改造の前にちょっと測定しました。

電池ケースのマイナス側は一続きのスチールバネになっているので、一番端の電池の部分から基板にハンダ付けされていたところまでの抵抗を測ってみました。4回測って最大400mΩ、最少370mΩでした。


仮に0.4Ωとした場合、0.5Aの電流が流れても0.2Vの電圧低下が起こります。1Aだと、0.4Vになります。


リチウムイオン電池の充電直後は4.1程度ですが、1A流れだすとその時点で、3.7Vということになります。


並列接続の場合に電圧は平均化されますが、基板に一番遠い電池の電圧が全体の足を引っ張ることになりそうです。


これに電池の接触抵抗が加わるので、結構な値になると考えられます。電池をスポット溶接でつながないと電池容量をフルに活用するのは難しそうです。

出力はUSB2個、充電用入力とおぼしきミニUSBコネクタが1つあります。

中の基板はこのとおりです。表と裏です。

次は電圧変換基板の能力を測ってみます。

B+とB-に4Vを加えて、USB端子で出力電流を測ります。

結果は、出力電圧は5.1Vでしたが、電流を250mAまで流すとシャットダウンしてしまいます。

このままではUSBバッテリーとしては全く使用不能です。悪名高かったDAISOのUSBチャージャーのほうが電圧は下がるものの、400mAくらいは流せたので、それ以下という残念な結果となりました。

ケースとコネクタ代と考えれば妥当な値段かと思います。載せられているICは全く型番が読めません。ただ、基板の裏についている4個のLEDはB+とB-の電圧で点灯する個数が変わってきます。

電圧低下や充電状態のバロメータにはなりそうです。


ClonezillaとEaseUS Todo Backup Free

2015-12-13 13:29:08 | PC

いままで、ディスククローンはClonzillaでやってきましたが、今度の依頼に対応するために外付けDVDドライブを持っていくのが面倒で、評判の良いEaseUS Todo Backup FreeをWindows10にインストールしました。

結果、USBHDDからUSBHDDへのクローンで300GBのパーティションをコピーするのにえんえんと時間が過ぎて行って、途中キャンセルで、HDDは預かって帰ることとなりました。

もともと立ち上がりが不安定なディスクを新しいディスクに入れ替えようと始めたことなので、不良セクターの読み出しチェックで時間がかかったと考えられます。

翌日、自宅でディスククローンを再開。今度はいつものClonezillaです。ClonezillaはCD起動、実行オプションで「ソースディスクのエラーチェックをしない」を選択できます。EaseUS Todo Backup Freeにはこのオプションに気づきませんでした。

MBR、リカバリパーティションと終って、問題の300GBのパーティションのコピー(クローンニング)も55分で終了しました。

続いてデータパーティション300GBもデータが少ないため15分で終了しました。

これでクローニングは終了。EaseUS Todo Backup Freeは何だったんだろうと思います。Clonezilla作動中、各パーティションのクローンの進行がプログレスバーで詳細に表示されます。メッセージももちろんすべて英文です。

それに対しEaseUS Todo Backup Freeはメッセージは日本語ですが、トータルのプログレスバーしか表示されず、当該のパーティションの進行状況がわかりません。

そんなことで、今後EaseUS Todo Backup Freeを使うことはないでしょう。

次いでHddRegeneratorでターゲットHDDをチェックします。HddRegeneratorはUSBデバイスを認識しないので、PC本体のポートにHDDを接続してCD起動です。

Prescanを行います。約4時間かかって終了しました。ターゲットHDDにBADセクターはありませんでした。

依頼主にオリジナルのHDDと新しいHDDをお渡しして、1時間後に順調に起動してスムースに動いていると報告がありました。

オリジナルのHDDは立ち上がったり、立ち上がらなかったりでしたのでやっと復旧です。

もともと依頼主が、オリジナルのHDDを本体から外して、あるパソコン量販店に行き、「リカバリするのでこれと同じように使えるものを」と言ったにもかかわらず、店員から渡されたのがAFTの1TBのHDDでした。

依頼主は復旧用のリカバリディスクからリカバリしたのですが、元のHDDがnonAFTですから起動がうまく行くはずがありません。オリジナルのディスクも調子が悪いのですから、そのディスクに上書きでリカバリをしても信頼性は有りません。

オリジナルのHDDは2009年製の640GBですから、量販店の店員がきちんと見るか知識があれば、AFTのHDDなど出してこず、この手のnonHDDは新品では入手が困難ですと対応できたはずです。

AFTと言い、UEFIと言い、昨今のパソコンに手を入れるには注意が必要です。


dynabook RX1にWin10 90日評価版

2015-12-04 16:43:04 | PC

Win7のPCにWin10の無料アップデート通知がしつこく出るので、dynabook RX1にWin10 90日評価版をインストールして見ました。

現在、dynabook RX1にはubuntu12.04LXDEを入れて携帯用に使っていますが、SSDを入れ替えてインストールしました。メモリーは1.5GBです。

ubuntu12.04LXDEに戻す前は、今年の7月からWin8.1の評価版をインストールして9月まで90日間使っていました。使い便利はなれたubuntuのほうがいいのですが、メモリー1GBのWin8.1のタブレットが売られているのをみて、メモリー1.5GBでもいけるのではと思ったからです。

視覚障害者向けのナレーター(読み上げ機能)も少し遅延はあるものの、そこそこ使えて、いままでのWindowsの印象が少し変わりました。ubuntuではそこまで簡単に視覚障害者支援はできないので、いい経験ができました。

Win10はさらによくなっているというので、この貧弱な古いPCでどこまで出来るか試してみるつもりでインストールしました。

Win8.1の時と同じく外付けのUSBDVDドライブで起動してちょっと時間はかかりますが簡単にインストール出来ました。

簡単セットアップだと情報がMicroSoftに全て送られますので、詳細設定でほとんどOFFにします。GPS位置情報もOFFにしたのでCortanaは動きません。後で変更もできるのでとりあえず全てOFFです。

いつも使うメモ帳やら電卓をタスクバーに止めるのも簡単になって(画面左端)、やっとubuntuやmacに近づいてきた感じです。

軽いし電池もそこそこ持つので、使えるようだと、お出かけ用にubuntuとディアルブートにしてもいいかなと思っています。

ちょっと調べ物をしたり、Windowsだと、ホテルで相方のiPadの無線LANルーターにもなりますので便利です。