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中高年からの永易流紀州釣りを極める?「いけしゅ」のクロダイな日記(仮)

合唱,Win95,Webページ,MIDI,PC自作を経て黒鯛の紀州釣りで団子団酒田支部を名乗る男の放談(訳ワカラン)

「角界のプリンス」貴ノ花逝く

2005年05月30日 | 爺放談..中年ですけど(仮)
悲しいことだが,「角界のプリンス」こと大相撲の二子山親方(元大関貴ノ花)が,ついに病魔に勝てず逝った。

「名選手,名伯楽ならず」との言葉もあるが,彼は両方の役割で国技ファンを魅了した。

「土俵の鬼」とこ,小兵の大横綱の初代若乃花の末弟として生まれ,「将来の水泳代表」を捨て,角界入り。
息子の若貴と同様,早くから「プリンス」として騒がれた。

親方でもある兄への反発などから,瞬間的には充実できないじきもあったが,「プリンス期待」の国民の予想を遥かに超えて,相撲そのものを楽しませてくれた。

横綱北の冨士に対する土俵中央での「うっちゃり」,大横綱北の湖との「筋肉の限界」で勝った取り組みと勝利後の座布団の乱舞,「初代黒船」高見山が裏返る毎度の投げ...

我々の心の底にある「判官びいき」の部分をくすぐる(女性なら母性本能も!?)10年単位に一人の力士だったと思う。
美化されすぎだが,兄から継いだ魂は,千代の富士に継がれ,息子たちにも直接・間接的につながれ,平成までの流れ(一時代)を作ったのだと思う。

残念ながら,その日本人らしい,黙してあまり語らず,勝っておごらず,という力士の魂(理想形)は,ここへ来て途切れてしまった。

息子の貴乃花に勝てずに,後に綱を張った現在の外国人一人横綱には,モンゴルの心と日本の心の両方を持ち,勝利だけでない,伝統をも理解する平成の大横綱になってほしいと思う。

そして,この横綱を破り台頭する新たな波が,新たな(途切れた)魂を引き継いで後世に残してもらいたい。

むろん,日本人の横綱を待望していることは言うまでもない。
また,そこに貴乃花親方が弟子を指導している姿を見たいと思っている。
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2 コメント

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Unknown (まゆ)
2005-05-31 19:38:55
こんばんは。

まだまだ若いのに、残念でなりません。。。
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ありがとう (いけしゅ)
2005-05-31 23:59:20
まゆさん,コメントありがとうございます。

ほんと,まだまだの年齢なので残念です。



離婚され,息子たちもバラバラっぽいようで,部屋を二男にまかせ,好きなことをして長生きしていただきたかったですけれど...



ブログにおじゃましましたが,場違いなのでそのまま帰りました(笑)

これからもよろしくね!(中年ですけど)
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