第二ラウンドは、果たしてこれが本当に6月にスタートするのか。
話題は、農協、農水省、の対応如何に。
全国農協中央会は、東穀や農水省に大量の抗議文を送りつけていたそうだ。
それだけに日本農業新聞の先物扱いはほとんど新聞の体をなしていなかった。
この間の業界紙の対応は、それぞれ特徴があっておもしろかった。
最も新聞の主張をだしていたのが、「ライスビジネス」。主張がはっきりしているだけに、審議会等での委員の発言紹介には少々バイアスがかかっている感じ。記事にストーリー性がある。彦根編集長の個性なのだろう。
これと対局にあるのが、「米麦日報」。客観報道が多く参考になる。報道でも内容にボリュームがあり、取材源の広さが伺える。岡野さんの力量か。
取材対象は業界関係者が多いのに対し、「商経アドバイス」は、地方での講演会や、産地情報が入ってくる。相場に強い影響力を持つ所以か。中村編集長の力量だろう。
「米穀新聞」は無難に、事実記事を並べている。気負いや思惑が少ない新聞だ。
コメ先物は、これから第二ラウンドに入るが、これら業界紙の特長を生かした記事がまたでてくるだろう。期待したい。
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