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今日の一貫

個が相互に協力するのが協同 規制改革民間開放推進会議 NO5米麦日報

農政改革は、建て前と本音に乖離がある。
その乖離をうめるのが、今回の「推進会議答申」の内容、私はそう思っている。

だから農協も賛成しその方向で行動せざるを得なくなっている。
問題はそれをいつも換骨奪胎する勢力がいたこと。

さらに政治が絡む。

やはり業界紙、米麦日報が「推進会議答申」についておもしろい記事を載せていた。

以下引用
本紙の調べによると「昨年と今年では委員構成が異なる。
今回の場合、昨年から今年にかけて継続的に務めている委員と、今年から新規に加わった委員とで構成されている。
そのことが『問題意識』に色濃く反映されたのではないか。
今年からの新規委員は、むしろ昨年の〝空中戦〟的な論議を〝地上戦〟に引き下ろしたようなもので、それが『具体的施策』のような現実的な提言につながっている」との証言がある。

ただ、この委員も、農協の主張を全面的に是認しているわけではなく、「例えば独禁法違反なら、確かに協同組合の免除規定があるが、それはあくまで法的な話。実際には誰もそうは思っていないから公取委もガイドラインを策定する方向へ向かっているのではないか。
“農協離れ〟との批判に対して、農協側は現に出資金を払っている組合員の存在を指摘するかもしれないが、恐らく組合員側の意識はすでに離れていて、〝町内会費〟程度にしか考えていまい。
個が自らまとまることを協同と言うのであって、全体のために個を潰すことを指すのではない。取り返しのつかないことになる前、そのあたりの意識を変えるところから始めるべき」としている。

なかなか正確に把握している感じがする。
やはりイデオロギーに染まってはいけないという証左かも、、

重要なのは、「個が自主的にまとまるのが協同」で「組織のために個を従えるのを協同というのではない」、という点なのでは。
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