午後仙台へ戻り、17時47分仙台駅発、阿武隈急行で角田市へ。
19時とはいえまだ明るい。
久しぶりに晴れたので皆農作業が忙しそう。
2-3人から始まって、終わりは作業帰りの人々が集まる。
実はこの塾昨年は開催ゼロ。
「あぶくま農学校」ブランドのその後。
農産物販売所 アグリットは2500万の販売額に。
今年は倍増を狙うという。
どうやら農産物流通業、集荷販売業へ転身しているようだ。
ただ、体がきつそうだ。
早く、安定して、付加価値をつける業態へと進んでほしいもの。
ここ2-3年が勝負か、、。
百姓コンパニーは、山田屋の秋沢君が、農家のコメ流通として独自展開してるのにコラボレーション。昨年は新たなパッケージで殆ど完売、不足気味、、、、。
これも農産物集荷販売業へ転換するのだろう。
品種ブランドではなく、PBで行くのではないか。
ただこの専業農家集団、総勢29人だが、
担い手育成型の市町村農業公社として有名なのだが、担い手は、一部で、、、一部にしか恩恵が波及しない公社は、公的ではない、、という批判が出ているそうだ。
産地は、多くの兼業農家が参加しなければ産地としての地位からはない、、、という意見も。。
しかし考えてもらいたいものだ。
兼業農家が農業を継続するためには何が必要なのか。
産地として認識される知名度や、農産物を作る力量など、は必須。
地域としてのマーケッティング力も必須。
それを誰が作っているのか。
兼業農家の生産の裾野を広げるためには、山は高くなければならない。
山が高ければ高いほどその裾野の力は大きくなる。
少数の専業農家は将にその頂上を作る人々だ。
彼らの力の弱いところは、結局農業産出額も小さいものとなる。
逆に、専業農家の層を厚くすることが、その地域の農業の底力になる。
それこそが公的なのだが、、。
農業実践塾の次の課題は、意識的に農家が農家を育てる、、を実践することかもしれない。
そのためにも、農産物集荷販売業者として経済的パイを大きくしてほしいものだ。
今は体がきついかもしれないが、、少しでもボランティアを募り射ながら、、がんばってほしいものだ。
また別に農業公社の支援を受けなくても良い、ぐらいの気概もほしい。
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