今日の一貫

増刷、選挙が終わって、売りあげが復活しているというが?

『日本の農業は成長産業に変えられる』(洋泉社)が、選挙が終わって、売りあげが復活しているらしい。
民主党政権になったのが影響しているのか?
族議員がほとんど消えてしまったことが影響しているのか?
理由はわからないが伸びてるのはありがたいこと、、そこで増刷と相成ったとの連絡が入った。

本の売れ行きは皆目見当がつかないが、何せ本屋にないのが痛い。
洋泉社、、小出版社のせいか、新書の棚のないところが多い。
それでも大出版社に互してやってるのは、けなげなほどだ。
増刷となれば本屋にまた出回ってくれるのだろう。

Webには、20-30件以上のコメントがあり、ありがたい限り。
中でも余丁町散人、橋本尚幸さんの論評はありがたかった。

Web以外にもいろいろ書評をしていただいた。
新聞は、だいたい日経が多い。
日経はおよそ4回、、異なった評者にそれぞれに評論していただいた。
MJの評論が一番良かった。
伊藤洋一さんにもお世話になった。

朝日にもお世話になった。
松原隆一郎さんには、「論断時評」(8月28日)で取り上げてもらった。選挙前だったが、自民の敗北を予測した評論。
自民党が農政で攻勢に出られなかった理由を、拙著を元に解説。
さらに両党とも、農家を価格競争に耐えられない存在と見なしているのが間違いという。、
「(農家は)市場競争からの保護を求める後ろ向きの存在」、、と政治家(両党とも)はみなしてる、、と基本的な認識の問題を指摘。
市場をお友達にしない農家は衰退するよりほかないのだが、それを大沢さんの、、、直売所等を例に引き、、、「決して農家は市場競争に弱くない」といいつつ農業の可能性にふれている。
最後は、「グローバリズムに」対抗するのに、「高関税、大規模化のこれまでの路線」を非難し、、、、「脱サラ、直売所のブームは政治の先を、見晴らしている」と、本書のストーリー同様、政治の感性の鈍さを指摘。

直売所が今、転換期を迎えていて、松原氏のように、、可能性のある事例かはともかくとして、、成長産業化にはつねづね関心がある人だけに、、そのスタンスは明確、、顧客指向型の農業の成長可能性に関して、良いエールを送っている。感謝。御礼を申し上げておきたい。、、昔、NHKの仕事などでよく酒を飲んだものだが、このごろはとんとご無沙汰。久しぶりで懐かしく、ご無沙汰のお詫びかたがた、御礼まで。

Foresight にも取り上げていただいた。一ノ口晴人さん。
一の口さんにはお会いしたことがないが、ペンネームなのでしょうか?
水産業も含め、一次産業ウオッチャーとしてはかなりのセンスをお持ち。9月号の「どこへいった民主党「農政の理念」」でご紹介いただいた。感謝。

まだまだ幾多の地方紙に取り上げていただき、、ご紹介しきれないのだが、、全ての方々に感謝です。
増刷しますので、またよろしくお願いします。
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