日経新聞24日夕刊
橋本治氏と並んで紹介されるのは光栄なこと。
橋本治 枕草子などを素材にしてる。
最近は「上司は思いつきでものを言う」や「わからないという手法」
とはいえ、本人は忘れたいのかもしれないが、インパクトはやはりあの駒場際のコピー。
「とめてくれるなおっかさん、背中の銀杏が泣いている。男東大どこへ行く」
これと高倉健のやくざシリーズがからむ。
初期全共闘運動は、昭和のロマン主義という輩もいるが、確かにその後の人生は、浪漫だ。
「大不況には本を読む」のコピーもいい。
うちでじっとして不況をやり過ごすのがいいのだ。
経済学とは反するが、生き方としてはこれがいい。
金ヒロシが同じことを言っている。
「こんな時は、うちでじーっとして、本でも読んでるのが一番いいんですよ」、、と。
以下引用
「日経新聞エンジョイ読書」09年06月24日夕刊
評者 福井県立大特任教授中沢孝夫氏
日本の農業は成長産業に変えられる
大泉一貫著
食糧自給率を政策目標にしているのは日本だけ。減反をやめ、農地法を改正せよと著者はいう。農業は可能性に満ちているのだが、短期的な票目当ての政治が困る。(洋泉社新書・760円)
大不況には本を読む
橋本治著
「未来に備える経験値を改めて蓄積」するために本を読めという主張にはまったく同感。タイトルの巧さに惹(ひ)かれたが「大不況」の説明が誤解だらけなのが残念。(中公新書ラクレ・740円
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