AERA08年04月07日号
長谷川煕氏の記事。
長谷川さんには電話で追いかけられたことはあるが、面識はない。
昨年、、松岡大臣の本を上梓した。ずーと追っていたのだと言うが、、農水省の方々は、、あまりお好きではない様。そりゃそうだ、良いことか書れないのだから。当大学の粟田教授(元朝日論説委員)は、それでも、長谷川フアンらしい。
それはともかく鯨だ。
国際捕鯨取り締まり条約の8条に研究目的の調査捕鯨に関するとりきめがあるという。
ところがそれは年に数頭程度、
我が国は、千何百頭もの鯨を捕る調査捕鯨を無期限に行う計画をもって実行しているが、これは、商業捕鯨末期の割当頭数の、4割にも相当するという。
しかも調査というならその価値が大切だが、調査捕鯨によって対象となったクロミンク鯨7000頭の分析結果・調査に関しては、IWCはほとんど「無価値」としてしまったのだという。
どうしてこうなってしまったのか?
そこにK氏が登場するという。
もともとこの記事「調査捕鯨担当者の辞表」
という記事。その当事者がK氏。
「K氏が大変優れていたために、K氏の猛走に水産庁がひきづられ、それがきわめて専門的な領域であるために政府水準での徹底した総合検討もなく国策になってしまった」というもの。
さらに長谷川氏は、、水産庁のきな臭さをあばきだす。
捕鯨委員会での日本の票固めでのうさんくささを、国家贈賄、という言葉で表現。
事実かどうかはともかく、
こうしたうさん臭さを含めて、K氏に責任転嫁し、反捕鯨国との何らかの打開策を練ろうとしている、、というのが記事の内容。
はてさて、この顛末、K氏の弁明も聞きたいが、水産庁が、K氏シフトをしているのは事実のようだ。
鯨はどうなるのか、子供の頃、畜肉に代わって、鯨肉は大切なタンパク源だったし、、「家庭の食卓」を思い起こすとき、鯨肉は、、懐かしい、おいしい代物だった。
渋谷の鯨屋も、学生時代にはよくいったものだが、、。
鯨をどうしようとしてるのか、、国際的な視野と日本文化の中でしっかり考えて欲しいもの。
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Unknown
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