昆氏と会う。
20日サンデープロジェクト、和郷園や農業技術通信社が主役に。
これ4月6日に放映の予定が今日までずれ込んだ。
ずれ込んだ理由は別にないのだろうが、それにしても時間がかかった。
世界を相手にする日本農業、、。
木内君がヤンキーの暴走族だったとは知らなかった。
デモそれがいいのだろう。
自分の落としどころに敏感なのが、、ヤンキー。
農協はそんなことはできない、、
番組への抗議電話があるという。
「農業はそんなモンじゃない」というのが内容らしい。
これ、、将にトンデモ抗議だ。
マー、世の中いろんな人がいるから、、無視すればいい。
ただ、、一生懸命やってる人間を足蹴にする奴は許せない。
朝日TVとしては、番組大いにOK、、、らしい。
国際的に堂々と胸を張って言える農業者が欲しい。
変に農業政策を語る農業者はフェードアウトするしかない。
我が国の政策は後ろ向きの状況しか作らないからだが、
、、お客を見る農業者は前を見ている。
番組はそんな単純なことを見せてくれた。
昆の言う「おてんとさんとお客は付いてくる」
木内は、昆の言う農業の体現者だ。
WTO閣僚会合が始まったが、日本の主張は色あせている。
最も重要な課題は、MA米の縮小と、私は思うのだが、日本は努力しそうにない。
あくまで高額関税の死守と重要品目の数。
MA米は、「拡大幅の縮小」だというのだから、拡大は決まったようなもの。
いやはや何とも。
低関税米輸入量を消費量の1割以上にして、高額関税も生産調整もないだろうに、、
政策の整合性がとれない、、。
無策としか言いようがない。
しかし、コメ100万トン以上の無条件輸入は必然のようだ。
我が国はこれをどう処理しようと言うのか?
アメリカからコメを買ってやって他の国に無償で贈与するのか?
さらに、肝心の(と農水省や農業団体が位置づけている)コメの関税に関しては、2割から6割税削減は必至というのだから、、閣僚会議、、一体何をやってるの、、という感じしかない。
無力感、、。
このブログに何度もあるべき戦略を書いたが、我が国は戦略を間違えている。
これではコメの安楽死にますます拍車がかかる。
この間、、といっても特にこの10年だが、明確になってきたのは、米価維持・高関税に邁進する農水官僚には、WTO対応はもとより、生産調整等も含め、、「コメ問題は解決できない」と言うこと。水田農業の荒廃は目を覆いたくなる。
官僚システムが劣化しているのだ。
その根元に農地法がある。
官僚システム、、あるいは官僚内閣制に関しては、また後日じっくり書こうと思うが、
自民党と劣化官僚の複合体が、今度のWTO交渉に出張っていっていって、誰のためになるかわからない高米価、高関税を、維持するために策を弄してる、、というのが、、構図だ。
加藤紘一、谷津義男、若林、等々、、一体誰のためにどの様なビジョンを持って交渉しようと言うのか?
加藤紘一先生は、「日本の業業者は生活保護世帯」だから、そんな人を低関税にさらすのは可哀想でしょう、、と主張している。
官僚の劣化に関しては農水省だけではなく、厚労省、国土交通省、全てに共通したイッシューだが、自民党族議員の劣化も激しい。
こうしたときに、民主党の農林族の先生、自民党のバラマキと同じ土俵で勝負しても点数稼ぎにはならないですよ。民主党の民主党たるものを捨て去ってるように感じるのですがどうでしょうかね。
やはり、アンチ官僚制で行くべきではないかと、、わたしは思うのですが、、、、
現に参議院選は、、私たちの生涯計画をつくらなければならない社会保険庁官僚への批判と、それを御し得ない安倍政権への批判として、民主党へ票が流れたのではないでしょうか?
また絆創膏大臣など、劣化した政治家、官僚頼りの政治家に幻滅し、民主党に流れたのではないでしょうか?
安倍さんにすれば、
「官僚と一体化して国民を欺く自民党の総裁」の汚名を着せられてしまったのですから、さぞかし腹棉が煮えくりかえっていることでしょう。
安倍さん、最も公務員改革に熱心だった総裁だったのですから、、察してあまりあるものがあります。
しかし、あなたが行った最後の人事、若林農水大臣は、農水省に最も慕われ、やめて欲しくない大臣なそうですよ、、。
これって官僚が最も御しやすい、、ということでしょうが?、、内閣秘書官が、もっちょも好きだった首相として村山さんをあげていましたが、、これに通じるものがあるのでは。
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