中遠地方が中心。
100ha経営を目指している。
太田さん、半径1㎞いないに、100ha集積、採算点は4-5千俵出荷という。およそ50haか、、。3千俵では採算が合わない。
皆一様に言うのは、田植えがネック。
農地集積は、これから合理化事業等で集めると言うが、、袋井の寺田さん、、毎年ほっといても3haぐらいづつ頼まれるが、、田植えがネックで、、という。
課題は規模のメリットが発揮できるかどうかだが、静岡県、コメ室、はそのための戦略を3点に絞って展開するという。①農地集積、②基盤整備、③新技術(直播、品種構成、生産管理)の三つという。
しかし、稲作は粗放農業。コストダウンしかない。コストダウンも限界が、、規模のメリット余り出ない。10万の粗収益に、キロ100円の物材費で、5万円。他に地代2万弱で、他は労賃や金利がかかる。この10アールの構造が50haでもあまり変わらない。等差級数的に所得が増えるだけ。キロ100円は、これでも10ha層のコスト。キロ60円が私が知ってる、もっとも効率的な経営。全国の稲作農家がこれを目指せるかはクエッション。コストダウンより米価下落の方が早い。コストダウンのスピードが遅い。
10アール農業所得は、例えば滋賀では、3万3千円。北海道並。土地利用型で経営を成り立たせるには、よほどの構造改革が必要。政府も、自民党もその意思なし。そうした状況の中では、稲作を粗放に経営するのがベスト。
森町の野口さん、森町では、水田にレタスを作ってる。
高菜を作ってる農家も。
稲作は、土壌清浄作物だと、、、。
私の講演ネタ、農業経営の内圃と外圃の話は成り立つ。
経営努力は、この内圃と内圃、。
また政策は、当面、稲作への直接支払制度の体系化。
土地利用型農業の所得は、農産物販売収入と直接支払いが半々ぐらいが良いのかもしれない。
静岡、愛知、滋賀の稲作はけっこうおもしろい。
来年どうなってるか、訪問してみたいところ。
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