楽天戦の楽しみ方には工夫がいる

１０日坂下から帰仙後大学へ。基礎ゼミ。ゼミの主題は「東北楽天ゴールデンイーグルス」。１年生だけにまだテーマのこなし方が弱い。

まず球場へ。
広島戦
改築後初めて球場へ。外野席に皆陣取っていたが、結構快適な球場だ。ただ大雨。座っているとぬれるので外野芝生に立つことに。レフト側照明の真下に６回まで立ち見。

その後、学生と別れバックネット裏席へ移動。
７回表の広島の攻撃を観戦。岩隈ノックアウト。エラーがらみ。ピッチャーは１点取られたところでうなずいている。力みが出て玉がうわずる。その後２点を追加。
結構楽しい回だった。負けは確実。自宅へ帰り、食事をしながらＴＶで観戦。

楽天戦の楽しみ方は工夫がいるように思う。４月１日楽天は仙台で初めて勝ったが、日テレの取材に応えて、「８０敗を如何に楽しむかだ」と応えた。オンエアーされたかどうかは不明だが、負け方を楽しむ球団があって良い。

最多エラーで負ける。
最多得点差で負ける。
全員出場で負ける。
仙台の公式戦最終試合まで、計画的に負けていく。等々、

話題を作り記録を作る。
現在４６敗。目標は９０敗か１００敗。
このプランを皆で共有して、勝ってはいけない日を設ける。
最終戦は「祝１００敗記念セール」
負けている中に勝ち方を共有していく。
今日も負けたぞインタビューを「フルキャストスタジアムでする」
「今日もダブルプレーをとれませんでした。あすもダブルプレーをミスります」
「今日もノックアウトされました」
「今日もピッチャーの足を引っ張りました」
等々。

別に自虐的にいっているのではない。程良く勝ったり負けたりし、３位や４位と５位というチームの野球が一番面白くないのだ。
市民とともに、弱さをアピールし、それを３年後のＡクラスを目指す。徐々に強くなるプロセスを市民と共有する。

といったことを考えてみた。