今日の一貫

角田振興公社来研 管野さん面川さん 宮城アグリBiz千葉幸喜さん

14日は14時から角田市の面川、伊藤、といった農業のスター達が来研。およそ10人ほど。角田の新しいビジネスモデルを、の気概やよし。全体のコンセプトは地域として農業をどうアピールするか、「地域としての農業業態」を作ることである。これは抽象論で良い。重要なのは社会とのコミュニュケーションツールをどの様に準備するか。角田は素材としてはコミュニュケーションツールをたくさん持っている。販売、アジア、目黒区、環境、農学校、新規参入、生協、農政等々。それぞれが他の農村よりも強い強度でアピールできている。しかし弱点は何か?おそらく「全体のコンセプトが定かではない」「目玉がない」といったことなのだろう。30年後の角田地域の有り様とそこで果たす農業の役割についてのイメージが必要だ。
米山町は、70年代以降、工業化社会対応のビジネスモデルを作った。その象徴として役場の隣接地に園芸センターを形作った。
はて角田の「地域としての業態」はいかようなものか?
成熟消費社会の農村の有り様をイメージする必要がある。それでも、直感で言えば、突破口はおそらく販売なのだろう。販売をまず地道に2-3年やること。これが次の展開を有無に違いない。成熟消費社会の「地域としての業態」はいま遠野市が作りつつある。角田も作れないはずはないと思うが、ただ、米山町と同様で、人々の間にまだ近代・工業化社会の発想が強いかもしれない。

15日は、宮城県のアグリビジネス戦略プランの会議。この会議にはいつも千葉幸喜さんがいるので安心。
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